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原 信太郎アレシャンドレ (ハラ シンタロウアレシャンドレ,HARA Shintaro alexandre)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1哲学概説 568702 / 哲学概説 2024年度 この授業で学んでいくのは中国において展開された哲学、特に儒教と呼称される分野である。中国哲学の特色は、物事を観念的な分析の対象にするのではなく、ある議論が具体的な状況や事柄に対して示す効果や価値のほうに着目する点にある。その意味で実用性や実践性の重視に傾くところがあり、現代社会を生きるわれわれがそこから学べることは多い。孔子以後、中国哲学には2500年以上もの長い歴史があり、そこには多彩で豊穣な沃野が広がっている。本講義では、中国哲学において展開された多様な議論を学ぶとともに、全体の動向を押さえていく。形式は講義を原則とするが、適宜、演習の要素も取り入れ、訳読をしてもうらうことがある。 
2比較思想特講 2024年度 前近代の東アジアにおいてもっとも読まれた書物は、恐らく『論語』であろう。特に、中国南宋時代の思想的巨人・朱熹(1130~1200)が集大成した儒教思想の一つである朱子学の権威が確立すると、朱熹の著した『論語』の注釈書である『論語集注』は圧倒的な権威を持ち、この地域に君臨した。一方で、それは朱子学から脱却し、徹底した反朱子学の立場に立つ思想家をも生んだ。日本が生み出した独創的な儒学者・伊藤仁斎(1627~1705)と荻生徂徠(1666~1728)の二人である。両者はそれぞれ『論語古義』と『論語徴』という注釈書を著し、『論語集注』に対抗した。特に徂徠の『論語徴』は『論語集注』と仁斎の『論語古義』との双方を標的としたものである。本授業では中国宋代の『論語集注』、江戸期の『論語古義』『論語徴』を精読し、三書を比較対照しながら、背景にある時代背景や思想体系の相違を考究していく。講義形式を原則とするが、随時、演習の要素も取り入れ、履修者に訳読をしてもらうこともある。 
3東洋倫理(1) 2024年度 近代に至るまで、東アジアにおいて「倫理」の問題は主として儒教において思索が積み重ねられてきた。特に、中国南宋時代に出現した巨人・朱熹(1130~1200)によって創始された朱子学(朱熹思想)は、およそ700年にわたって東アジアにおける規範的な学問として、中国はもとより朝鮮・日本等で広く学ばれ、広範な影響を及ぼしている。朱子学は完璧に倫理的な存在である「聖人」になることを目標にし、そのための方法論(修養論)と経典解釈学(経学)を確立した。本講義では孔子に始まる儒教史の流れを概観した上で、朱子学の修養論と経学を中心に講義し、東アジアで「倫理」がいかに語られてきたかを学ぶ。講義形式を原則とするが、適宜演習の要素も採り入れ、履修者にも訳読をしてもらうことがある。 
4東洋倫理(2) 2024年度 近代に至るまで、東アジアにおいて「倫理」の問題は主として儒教において思索が積み重ねられてきた。特に、中国南宋時代に出現した巨人・朱熹(1130~1200)によって創始された朱子学(朱熹思想)は、およそ700年にわたって東アジアにおける規範的な学問として、中国はもとより朝鮮・日本等で広く学ばれ、広範な影響を及ぼしている。朱子学は完璧に倫理的な存在である「聖人」になることを目標にし、そのための方法論(修養論)と経典解釈学(経学)を確立した。本講義ではこれら二つについての朱子学の基本的な考え方を確認した上で、もっとも基礎的な経書とされる『大学』の注釈書である『大学章句』を精読し、発展的な学習の土台とする。講義形式を原則とするが、適宜演習の要素も採り入れ、履修者にも訳読をしてもらうことがある。 
5教養発展ゼミ(5) 2024年度 中国南宋時代の朱熹(1130~1200)が集大成した儒教思想は「朱子学」と呼ばれ、およそ700年にわたって東アジアにおいて規範的な学問として、中国はもとより朝鮮・日本等で学ばれ、広範な影響力を持った。この授業では、四書(『大学』『論語』『孟子』『中庸』)のうち最後に読み解かれるべきとされる経書『中庸』に対し朱熹が作成した注釈書『中庸章句』を講読する。『中庸』を取り上げるのは、『中庸』が儒教の極意である「十六字心法」を一篇の書物に敷衍したものであり、そこに孔子門下の「心法」が過不足なく盛り込まれているとされるからである。該書の講読を通じて朱子学を深く理解し、あわせて読解の基礎を固めていきたい。 
6東洋思想史 016802 / 東洋思想史 016803 / 東洋思想史 016804 / 東洋思想史 2024年度 前近代の東アジア、とりわけ中国、日本、朝鮮、ベトナムなどにおいて儒教は必須教養の一つであり、人々の世界認識を規定するものであった。それは異質で未知なる他者の登場に直面したとき、それらを把握・理解するための枠組みとしても機能した。その儒教のエッセンスともいえるのが『論語』と『孟子』である。ただ、これらの読み方は一様ではなく、2000年にわたる長い歴史のなかで、その思想史的背景に応じて様々に解釈されてきた。この授業では、近世の東アジアにおいてもっとも規範的な思想であった朱熹思想(朱子学)の解釈にのっとって両書の代表的な章を読解する。本科目は講義形式を原則とするが、適宜演習の要素も採り入れ、履修者にも訳読をしてもらうことがある。 
7倫理学(5) 2024年度 倫理学は、人はいかに生きるべきか、いかに行動するべきかという問いに答えるべく、主として西欧において発達した学問領域である。東アジアにおいてそうした問いは儒教と呼称される思想・学問において思考されてきた。日本においても儒教は、特に近世において規範的な教養の一つとして学ばれ、絶大な影響力を持った。本授業ではこの儒教に焦点を当て、「倫理」の問題がいかに議論されてきたかについて検討する。講義形式を原則とするが、適宜演習の要素も採り入れ、履修者にも訳読をしてもらうことがある。 
8倫理学(6) 2024年度 倫理学は、人はいかに生きるべきか、いかに行動するべきかという問いに答えるべく、主として西欧において発達した学問領域である。東アジアにおいてそうした問いは儒教と呼称される思想・学問において思考されてきた。日本においても儒教は、特に近世において規範的な教養の一つとして学ばれ、絶大な影響力を持った。本授業ではこの儒教に焦点を当て、特に朱子学と陽明学、及びそれらを前提に展開された儒教肯定論者の各論をトレースし、「倫理」の問題がいかに議論されうるかについて検討する。講義形式を原則とするが、適宜演習の要素も採り入れ、履修者にも訳読をしてもらうことがある。