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村上 明也 (ムラカミ アキヤ,MURAKAMI Akiya)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1卒業論文 2025年度 
2仏教と人間 2025年度 この授業は駒澤大学の建学の理念である「仏教の教義並びに曹洞宗立宗の精神」に基づいて行われるものである。宗教全般についての理解を深め、仏教および禅の基本的な歴史や教義について概説するとともに、仏教が広がった地域社会の生活や文化に与えた影響などについても学ぶ。また、これらの視点から、人間が生きてゆくうえで直面するさまざまな問題についても考える。なお、年1回、坐禅実習を行う。 
3演習Ⅱ 2025年度 【本科目は学部学科が定める主要授業科目です。】東アジアの仏教思想、とりわけ『大般涅槃経』をめぐる諸問題について検討し、あわせて卒業論文の指導を行う。なお、東アジアの仏教であれば、天台・三論・律・浄土などの思想に限らず、歴史や文化についても研究指導することが可能である。今年度は、唐代の法宝(627?-706~710?)が撰述した『一乗仏性究竟論』(『一乗仏性権実論』を含む)を講読する。 
4基礎演習 2025年度 学生の興味のあるテーマを調べ、プレゼンテーションやディスカッションを行い、発表資料やレポートを作成することを通して、禅学・仏教学の専門分野を研究するための基礎的な知識と方法を学びます。また必要に応じて、仏教文化への理解を助けるために博物館・美術館の見学や伝統芸能の鑑賞を学外で行うことがあります。 
5仏典講読Ⅱ 2025年度 「天台学」の入門書として随一を誇る諦観(?-971)の『天台四教儀』を講読する。これによって受講生は、天台教判の「五時八教」を理解することが出来るだけでなく、今後は本授業で養った知識や読解力に基づきながら、多くの天台関係資料を読み進めていけるようになる。 
6仏教学セミナー 2025年度 本科目は仏教学の知識を獲得するための基礎的な方法について演習形式で学びます。レポート作成や研究発表を通じて、自身の考えを文章化し、伝える力を養います。 
7新入生セミナー 2025年度 高度な専門に触れることになる大学においては、高等学校等におけるよりも更に「自立的」で「主体的」な学習態度が要求されます。問題意識をもって世界に向き合う中で、高い情報活用能力を駆使してテーマや課題を自ら探し出し、必要な資料や文献等の調査を行い、研究・学修倫理を遵守したレポートや発表によって自分の考えを他者に的確に伝え、他者の意見に真摯に耳を傾けること――専門分野を問わず、これが「自立的」で「主体的」な学習の道筋です。本科目はこうした学習のための入り口であり、次の4点を共通の指針としています。①駒澤大学において、誇りある大学生としての自覚を養う。②情報活用能力を高め、研究・学修倫理を理解し、学びの態度を「学習」から「学問」へと深化させる。③他者との交流を通じて自己を磨く。④たえず流動する社会のなかで自己を方向づけ、位置づける。 
8仏教特講ⅢA 2025年度 印度求法の旅を終えて帰朝した玄奘三蔵(602-664)が唯識の種性差別(五姓各別)の思想を紹介したことをきっかけとして、中国では「すべての生きとし生けるものは例外なく成仏するのか、それとも一部分のものは成仏しないのか」をめぐる論争がおこった。これを一般に「仏性論争」と呼んでいる。本講義では、中国における「仏性論争」を宗派や学派にとらわれず、人物の交流や思想の交渉といった観点から捉えることで、「仏性論争」が何であるのかを解き明かすとともに、学生が「中国仏教」に対して持っているであろう偏見や先入観を払拭したい。 
9仏教特講ⅣB 2025年度 印度求法の旅を終えて帰朝した玄奘三蔵(602-664)が唯識の種性差別(五姓各別)の思想を紹介したことをきっかけとして、中国では「すべての生きとし生けるものは例外なく成仏するのか、それとも一部分のものは成仏しないのか」をめぐる論争がおこった。これを一般に「仏性論争」と呼んでいる。本講義では、中国における「仏性論争」を宗派や学派にとらわれず、人物の交流や思想の交渉といった観点から捉えることで、「仏性論争」が何であるのかを解き明かすとともに、学生が「中国仏教」に対して持っているであろう偏見や先入観を払拭したい。