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北原 賢一 (キタハラ ケンイチ,KITAHARA Ken-ichi)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
14年次ゼミ 2023年度 大学4年間の集大成として、自分自身で研究テーマを決め、自分自身で納得できる卒業論文を完成させることを到達目標とする。担当教員が指導できる研究テーマは、「日英語の文法・語法現象」や、「英語と日本語の比較」、「ことばと文化」、「映像メディアの中の言語表現」、「若者言葉」などである。駒澤大学文学部英米文学科の卒業生として自信と誇りを持って卒業してもらえるように、内容・構成に至るまで担当教員が親身に指導する。社会人として、自分の意見を論理的かつ明快に他者に伝えることのできる、コミュニケーション能力の高い人材を育成することが本ゼミの基本的な指導姿勢である。 
2英語学演習Ⅰ 2023年度 この授業の到達目標は、(1)現代英語の文法に関する知識を体系的に身につけること、(2)自分の母語である日本語と英語との比較を通じて、「ことばとは何か」という根源的な問いを絶えず意識できるようになること、(3)言語学視点から、英語を捉え直し、考察できるようになる力を育成すること、である。 
33年次ゼミ 2023年度 「英文法」という言葉を聞いて、何を思い浮かべるだろう。多くの人は、「正しい英文をつくるためのルール!」といったイメージを持つのではないだろうか。たとえば、「受動態の文をつくりなさい」という問題に対して、①主語の位置にあった名詞を文末に移動してbyをつける、②もともと目的語の位置にあった名詞を主語の位置に移動させ、③その文の動詞をbe動詞+過去分詞の形に変化させる、このようなルールで受動態をつくるトレーニングは、ほとんどの大学生が経験しているはずである。しかし、どうしてこのようなルールが存在するのか疑問に思ったことはないだろうか。そもそも受動態などという言語表現どうしてこの世に存在するのだろう、どうして能動態だけでは足りないのだろう。この疑問を突き詰めつめていけば、結局「どうして「英文法」なんていうルールが存在するのか」、という根源的な問いに行き着くことになる。このゼミは、「英文法」の様々なミステリーにトライするゼミである。「英文法」のミステリーの背後には、常にそれを使うネイティヴ・スピーカーの心がある。共に、ネイティヴ・スピーカーの心を探り、「英文法」のミステリーにチャレンジしようではないか。