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小泉 雅弘 (コイズミ マサヒロ,MASAHIRO Koizumi)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1日本史史料講読Ⅳ 2023年度 歴史研究が空想や妄想でないことは言うまでもない。前期は、「東京遷都の政治過程」をテーマとし、活字史料(公文書・書簡・日記など)を教材として、史料の読み方、解釈、内容分析などを行う。また後期は、「鎮台府一件」(東京都公文書館所蔵)や「江藤新平関係文書」(佐賀県立図書館所蔵)を使用して、くずし字の読解力を養う。授業では、受講生自らが史料を読んで解釈するが、史料解読のスキルを身につけることによって、各自が選んだ近代史の多様な研究テーマに向き合うことができるようになるだろう。さらに授業では、時代背景を明らかにしながら、史料から読み取れる歴史的意義についても考えたい。 
2博物館実習(館園) 2023年度 博物館学講座(学芸員養成課程)の最終段階に位置づけられる科目である。この科目は後期の配当となっているが、前期に事前指導の授業を行い、館園実習の目的と意義を周知徹底する。そして、受講者は夏季休暇中を中心に、受講者が希望する博物館等へ赴き、1~2週間の館園実習を実施する。後期には、全員が実習報告を行い、それに基づく質疑応答をとおして博物館の役割と現状を把握する。あわせて、各自の実習館が博物館全体のなかで、どのような位置を占めるのかを認識する。この授業は、【SDGsの目標4 質の高い教育をみんなに】に関連する授業である。 
3日本史学演習Ⅰ 2023年度 幕末から明治期を対象として、受講者が選んだテーマにもとづいてレジュメを作成し、各自が発表を行う。そして、受講生全員でのディスカッションを通じて日本近代史に関する理解を深める。演習形態の授業であり、積極的に質疑・応答すること。なお、課題授業として夏季に1泊2日のゼミ合宿を実施し、ゼミ合宿では上記の発表のほか、歴史に関する理解を深めるため、博物館等の文化施設や史跡の見学、フィールドワークを実施する。 
4日本史学演習Ⅱ 2023年度 卒業論文作成の指導を通じて、幕末から明治期における日本近代史の諸問題について検討する。受講者は卒論テーマにもとづいてレジュメを作成し、研究発表を行う。そして、受講生全員でディスカッションを実施し、日本近代史に関する理解を深める。演習形態の授業であり、積極的に質疑・応答すること。なお、課題授業として夏季に2泊3日程度のゼミ合宿を実施し、ゼミ合宿では上記の発表のほか、歴史に関する理解を深めるため、博物館等の文化施設や史跡の見学を行う。 
5博物館概論 2023年度 この科目は、博物館学講座(学芸員養成課程)の導入部として位置づけられる。学芸員とは、博物館・資料館等で資料の収集・保存・展示・調査研究・教育普及など広範な仕事に携わる専門職であり、高度な専門性が求められる。そのため、2年次以降に配当されている諸科目を、より深く理解するための基礎的知識を養う。あわせて、現代社会における博物館の使命と役割を考える。授業中に2~3回の小レポート、博物館の見学レポート等を課す。この授業は、【SDGsの目標4 質の高い教育をみんなに】に関連する授業である。 

 

教育方法の実践例
No.タイトル年月日概要
1研究の基礎としての「日本史史料講読」  2014年12月01日 『駒澤大学FDハンドブック-よりよい教育のために-(改訂版)』(駒澤大学FD推進委員会、2014年12月)に掲載 
2古文書調査合宿  2013年03月 - 現在 幕末維新史研究会(課外ゼミ)の1~4年生・大学院生を中心として、静岡県下田市の玉泉寺(旧アメリカ領事館)において古文書の調査合宿を実施。古文書の整理やくずし字解読のスキルを養成している。 
3ゼミ合宿(日本史学演習Ⅰ・Ⅱ)  2006年 - 現在 毎年夏期。演習Ⅰは1泊2日、演習Ⅱは2泊3日で、幕末維新にゆかりのある場所で実施。宿泊先では論文講読発表もしくは卒論中間発表を行い、博物館など文化施設の見学も開催。 

 

作成した教科書教材
No.タイトル年月日概要
1『卒業論文作成の手引き 小泉雅弘ゼミ』 2008年07月14日 2008年7月14日初版、2009年4月27日改訂版。内容は、「日本近代史研究入門」「卒業論文提出までのタイムスケジュール」「卒業論文の書き方」など。 

 

実務経験特記事項
No.タイトル年月日概要
1独立行政法人大学入試センター教科科目第一委員会委員  2010年04月01日 - 2011年03月31日 「日本史A」「日本史B」 
2独立行政法人大学入試センター教科科目第一委員会委員  2009年04月01日 - 2010年03月31日 「日本史A」「日本史B」 

 

その他特記事項
No.タイトル年月日概要
1東京都歴史教育研究会春季講演会「幕末維新期の風刺画から世相を読む」  2008年06月07日 幕末維新期の「鯰絵」や「子供遊び絵」を素材として、当該期における江戸の世相を明らかにした。なお、「図版研究会」(2010.3.2)にても同様の講演をおこなった。