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山田 信行 (ヤマダ ノブユキ,YAMADA Nobuyuki)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1社会学の歴史 2024年度 社会学は、近代という時代の始まりと軌を一にして始まった学問である。この授業では、主として19世紀における古典社会学の学説を紹介しながら、近代社会の特質とそれを概念的に把握しようと試みた社会学の創始者たちの営みを簡潔に紹介する。あわせて、社会学理論が近代社会の問題(個人と社会との対立)を反映するかたちで作られており、それを克服しようとする営みとして展開してきたことを明らかにする。 
2社会学の理論 2024年度 前期に開講されている「社会学の歴史」のあとを受けて、この講義では、20世紀にヨーロッパからアメリカ合衆国へとその学問的中心を移し多彩な展開をとげた社会学の理論について、簡潔に紹介する。この講義においても、社会学理論の底流にながれる問題認識(秩序問題)を伏線に位置づけながら話を進めたい。さらに、現代社会あるいは社会学が直面する緊要な課題についても、検討していく。 
3社会学専門演習Ⅰa 2024年度 社会学専攻2年次の必修科目である。社会学の原典を輪読することにより、社会学の歴史と理論にかかわる知識への理解を深める。 
4社会学専門演習Ⅰb 2024年度 この演習においては、「世界のなかの日本社会」をテーマに設定し、グローバルな視野から日本社会を相対化し、比較社会学的な観点から日本社会が直面する問題を考察することを課題としている。この課題に即して、日本社会について考察した文献を輪読することを通じて、日本社会の歴史的背景とそれが現在直面している諸問題への理解を深めていくことになる。とりあげる文献は参加者の関心をふまえるものの、主として、若者の雇用と働き方、政治への参加と意識、少子高齢化とその影響、日本文化のユニークさと意味、および国際化と外国人との交流などが想定されるテーマとなる。 
5産業と変動の社会学 2024年度 この授業では、労使関係と資本主義の発展あるいは近代化との関連を理論的・経験的に考察することを通じて、産業社会学と、産業化や資本主義発展といった社会の変動に関する基礎的な事項を学習する。その際、日本社会を事例にして、「互酬性」という関係に照準を合わせて、「互酬性」が資本主義においてどのように担保されていくのかについて、歴史的な考察を試みることが課題となる。 
6雇用と労働の社会学 2024年度 この講義では、雇用という関係について基礎的な事項を確認したうえで、主として日本を事例として、雇用をめぐる基本的な制度とその現代的な変容について、パート労働や有期雇用の拡大、および外国人労働者の利用に象徴される雇用の多様化とそれに伴う労使関係の変化に言及しながら概説する。 
7社会学専門演習Ⅲ 2024年度 卒業論文の執筆指導を行う。