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𡈽谷 敏治 (ツチタニ トシハル,TSUCHITANI Toshiharu)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1人文地理学入門 2023年度 この授業では,6人の担当者がそれぞれの視点から,地理学における系統地理と地誌の考え方,地域の概念について解説し,地域区分の方法,さまざまな地域スケール,さまざまな事象が作り出す景観について考える.1.都市と交通について考える(土'谷敏治)2.情報社会における地図と地理学(瀬戸寿一)3.文化の地理学的見方(小田匡保)4.都市問題入門(西山弘泰)5.景観の見方・読み方・作り方(須山 聡)6.民族文化を考える(高橋健太郎) 
2交通地理学A 2023年度 現代社会において,それぞれの地域は,人の移動,物資流動,情報の伝達をはじめとする各種の移動現象によって他の地域と密接に結びついており,相互に依存し合っている.本授業では,①このような地域間の移動現象と都市の地域構造,都市システム構造の関係,②ネットワークの視点から地域間の結びつきを把握する方法,③ネットワーク構造の特色とアクセシビリティの測定,④地域間の移動量を近似する空間的相互作用モデルについて解説する.これらの現象や研究方法を理解することによって,都市問題・交通問題・交通政策などに対応できる人材を育成する.この授業は,公共交通利用・モーダルシフト促進を目指しており,SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」,目標13「気候変動に具体的な対策を」に関する授業です. 
3交通地理学B 2023年度 今日,多くの地域で公共交通は衰退傾向にある.しかし,シビルミニマムとしての交通権,環境問題,超高齢社会を考慮すると,公共交通機関はなくてはならないものである.本授業では,日本の交通システム・交通政策と公共交通機関の特色・問題点について,ヨーロッパの事例と比較しながら解説し,現在,ならびに今後の公共交通の課題について検討する.また,公共交通の諸問題について,交通地理学がどのように係わっていくべきかを考える.この授業は,公共交通機関の利用促進,モーダルシフトの推進の課題検討を目指しており,SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」,目標13「気候変動に具体的な対策を」に関する授業である. 
4地域統計分析法A 2023年度 地理学の調査・研究において,統計データの活用は,地域特性を把握し,分析するために重要である。本授業では,地理学の分析に必要な既存の地域統計の収集方法,研究者自らデータを作成する際のアンケート調査の方法,調査票の作成方法,統計分析の第一段階である基礎統計量,基礎統計量を用いたグラフの表現方法・地域的分布の分析方法と地域の分類方法について学ぶ.文科系学生の多くは数字を使った分析を苦手とするため,各分析方法について解説するだけでは十分な理解がえられないことが多い.このため,講義だけでなく実際にデータを用いて集計,作図,分析,考察の実習をすることによって,それぞれの方法の理解を深める. 
5地域統計分析法B 2023年度 地理学の研究において,地域統計の活用は,地域特性を把握し,分析するための重要な方法の一つである。本授業では,地域統計分析法Aで学んだアンケート調査,基礎統計量とグラフ表現,推定と検定の考え方を踏まえ,より高度なアンケート調査の分析,多変量解析,地域間相互作用とネットワーク分析の方法について学ぶ.数字を使った分析を苦手とする文化系学生のため,地域統計分析法Aと同様,講義だけでなく,実際にデータを用いて分析,考察の実習を通じて,それぞれの方法の理解を深める. 
6人文地理学実習(地図学実習含む) 2023年度 人文地理学を学んでいくために必要な資料・文献の収集,データ集計,分析,図表・地図作成などの基礎知識,基礎能力を身につけるための実習を行う. 
7地域文化調査法(現地調査含む)F 2023年度 地理学の調査・研究においては,もちろん現地調査は最も重要なものの1つである.しかし,事前に関連する文献をよく読んだ上で,まず調査・研究の手順を学んでおく必要がある.それを踏まえて,調査の目的・調査地域・調査スケジュールを決定するとともに,統計資料等を用いて調査地域の特色を把握する.現地調査後は,収集資料を整理・分析し,調査結果をまとめる.本授業では交通や都市の問題を主要テーマとして,これらの能力を身につける. 
8計量地理学実習 2023年度 今日,多くのデータを統計的・計量的方法を用いて,客観的に分析することが必要である.本実習では,地域統計分析法A・Bの学習に必要統計的・計量的方法,プレゼンテーション資料の作成方法について,実習を行う. 
9地理学演習 2023年度 3年間に学習した成果をふまえ,各自が卒業論文作成のスケジュールをたて,そのスケジュールにしたがって,卒業論文の意義づけ,目的設定,研究対象地域の選定,資料収集,現地調査,データ整理,図表化,分析,考察を行い,論文を完成させるための演習・指導を行う. 

 

教育方法の実践例
No.タイトル年月日概要
1AV装置・パソコンを使用した授業、課題(レポート)による指導と評価  2000年04月01日 - 現在 板書を廃止し、教場設備・授業内容に応じて、教材提示装置やプレゼンテーションソフトを使用する。また、国内外の事例を紹介する際、学生の理解を助けるため、年間10回程度はスライドを使用し、2回はビデオソフトを使用して、現地の状況を提示するよう努力している。また、授業時間約2回に1回、学生に小課題を課すことで、学生の理解度を把握しながら授業を進めるとともに、成績評価を行っている。 

 

作成した教科書教材
No.タイトル年月日概要
1上記授業内容の教材、プレゼンテーションデータ、年間課題集 2000年04月01日 授業科目により、66頁(計量地理学)、125頁(交通地理学)などの教材集の作成、授業内容に対応した課題集を作成している。