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滝沢 正之 (タキザワ マサユキ,TAKIZAWA Masayuki)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1新入生セミナー 2024年度 高度な専門に触れることになる大学においては、高等学校等におけるよりも更に「自立的」で「主体的」な学習態度が要求されます。問題意識をもって世界に向き合う中で、高い情報活用能力を駆使してテーマや課題を自ら探し出し、必要な資料や文献等の調査を行い、研究・学修倫理を遵守したレポートや発表によって自分の考えを他者に的確に伝え、他者の意見に真摯に耳を傾けること――専門分野を問わず、これが「自立的」で「主体的」な学習の道筋です。本科目はこうした学習のための入り口であり、次の4点を共通の指針としています。①駒澤大学において、誇りある大学生としての自覚を養う。②情報活用能力を高め、研究・学修倫理を理解し、学びの態度を「学習」から「学問」へと深化させる。③他者との交流を通じて自己を磨く。④たえず流動する社会のなかで自己を方向づけ、位置づける。 
2哲学(1) 2024年度 哲学の歴史を辿りつつ、過去の偉大な哲学者たちがどのような問題についてどのような思想を展開してきたのかを紹介する。この授業は、とくに古代ギリシア哲学を扱う。とりわけ重要な論点については、翻訳原典を確認しつつ議論を進めることとする。授業は講義形式で行われる。履修生には、たんに過去の哲学説の知識を得ようとすることだけではなく、哲学的な問題を自分自身で考えようとすることが要求される。 
3哲学(2) 2024年度 哲学の歴史を辿りつつ、過去の偉大な哲学者たちがどのような問題についてどのような思想を展開してきたのかを紹介する。この授業は、とくに中世キリスト教哲学を扱う。アウグスティヌス、アンセルムス、トマス・アクィナスの三人を中心に検討していく。 この授業は、原典の翻訳を読みながら議論を進める。数百年あるいは千年以上前の哲学者が書いた文章に触れながら、時間、神、言語、善悪などといった根本問題について考えていきたい。 授業は講義形式で行われる。履修生には、たんに過去の哲学説の知識を得ようとすることだけではなく、哲学的な問題を自分自身で考えようとすることが要求される。 
4哲学史 2024年度 哲学の歴史を辿りつつ、過去の偉大な哲学者たちがどのような問題についてどのような思想を展開してきたのかを紹介する。授業は講義形式で、一回につき一人の哲学者を扱う。前期で扱われるおもなテーマは以下のようなものである。この世界はどのような構造をしているのか?善い人生、美しい人生とはどのようなものか?時間とはなにか?神は存在するのか?絶対に確実な真理がなにかあるのか?心と身体はどのように関係しているのか?後期で扱われるおもなテーマは以下のようなものである。人間はどのようにして知識を獲得するのか?因果関係とはどのようなものか?なぜ人間は神に心惹かれるのか?美しさとはなにか?我々はどのような社会をつくるべきか?授業は講義形式で行われる。履修生には、たんに過去の哲学説の知識を得ようとすることだけではなく、哲学的な問題を自分自身で考えようとすることが要求される。 
5哲学概説 2024年度 哲学の歴史上、繰りかえし問われてきた重要な諸問題について、「思考実験」という哲学的方法を利用して検討を加える。一回につき一つの問題を扱っていく。どのような問題が扱われるかは、授業スケジュールのタイトルを参照されたい。授業は、教科書を使用し、講義形式で行う。履修生には、講義内容をもとに自ら問題を思考する態度が求められる。 
6応用倫理学(1) 2024年度 生命倫理学(医療倫理学)について、その主要な議論を紹介する。 人間は社会を形成し共同で生きていくが、そのさいには、なにが善でなにが悪なのか、といった道徳的な価値判断を下さなければならない場面にかならず行きあたる。しかし、社会が複雑化し科学技術が極度に発展した現代においては、そのような価値判断のよりどころが判明でない状況が多々出現するようになっている。 とりわけ、医学、医療をめぐる状況について、このことは顕著である。現代社会に突きつけられたさまざまな問題について、学問的に考えていく。 授業は、教科書を使用し、講義形式で行う。 履修生には、講義内容をもとに自ら問題を思考する態度が求められる。 
7応用倫理学(2) 2024年度 現代倫理学において論じられている諸問題のうちから主要なものを取りあげ、紹介、検討する。人類はその歴史のなかで、数々の「重要ではあるが、答えがなかなか見いだせない問題」に行き当たり、それについて考えを巡らせてきた。さらに、現代では、そういった古典的な諸問題にくわえて、社会構造の変化や科学技術の進展などの理由から、新たな難問もまたいろいろと生まれてきている。 この授業では、環境、動物、差別、戦争という四つの主題に注目して、先人たちの思想を学びつつ、我々自身に今突きつけられている問いを考えていく。 授業は、資料を配布したうえで、講義形式で行う。 履修生には、講義内容をもとに自ら問題を思考する態度が求められる。 
8歴史哲学 2024年度 ニーチェ(1844-1900)は、現代思想の出発点を形づくった哲学者の一人であり、哲学史的にきわめて重要な人物である。その主張や文体は独特の魅力をもち、主要著作の多くは、哲学や文学の専門研究者にだけではなく、一般にも広く愛読されている。 この授業では、ニーチェの著作のうちでも、理論的な観点からして最重要とされる二つの著作、『善悪の彼岸』と『道徳の系譜』を紹介、検討する。ニーチェの著作でもっとも有名なのは『ツァラトゥストラはこう言った』であるが、これらは『ツァラトゥストラ』の思想の主要部分の解説となっている。 授業では、実際に原典(翻訳ではあるが)を読みながら、議論を進めたい。 具体的な内容は、「授業スケジュール」の各回の表題を参照していただきたい。