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村松 哲文 (ムラマツ テツフミ,MURAMATSU Tetsufumi)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1卒業論文 2025年度 卒業論文作成の指導を行う。計画的に進めること。 
2演習Ⅱ 2025年度 【本科目は学部学科が定める主要授業科目です。】 本演習は、禅美術・仏教美術の研究を志す学生を対象とする。美術史を研究してゆく上で必要なことは、漢文読解の能力と美術品観賞の眼力である。本年度の授業では、漢文等による日本美術史の教科書を輪読する予定である。また適時受講者による自身の勉強を発表(卒論等の途中経過)してもらう。*美術館・博物館の見学を通じて美術品の基礎的な観賞法をトレーニングしていく。 
3禅美術 2025年度 禅宗では、はじめ偶像を崇拝せず、自己の内面に仏性を悟ることを旨としていた。そのため仏像や仏画などが制作されることはなかったが、宋代になると僧侶たちが余暇に水墨画を描くようになり、これが宮廷の庇護を受けるなどして職業画家まで出現するようになる。描かれた題材は、山水・花鳥・祖師などで、これらを総称して禅絵画という。日本では、留学僧によって鎌倉時代に禅絵画が伝わり、ついには日本独自の水墨画を完成させた。 本講義では、絵画を中心に話を進めるが、彫刻や墨蹟、庭園などについても触れてゆきたい。そして、作品に見え隠れする制作者の宗教性と美意識を考察したい。