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土田 久美子 (ツチダ クミコ,TSUCHIDA Kumiko)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1社会学概論A 2024年度 本授業は、社会学の基礎を学ぶための入門的講義である。社会学の基本は私たちが「当たり前」「常識」ととらえている現象について、その背後にあるものを見ようとする態度が出発点となる。本講義では、さまざまな社会現象や行為をどう理解すべきか、社会学的な思考法を学ぶとともに、社会学を学ぶうえでベースとなる基本的な知識と各領域別の社会学研究について概説する。 授業は講義形式で行うが、5人の教員が担当する2〜3回の授業(第2回~第14回)を1セットとして扱い、それぞれの単元で理解度を確認しながら進めていく。履修者には知識の定着のため、積極的な参加と自宅での予習復習の徹底を求めたい。 
2社会学専門演習Ⅰa 2024年度 社会学専攻2年次の必修科目である。社会学の原典を輪読することにより、社会学の 歴史と理論にかかわる知識への理解を深める。 
3社会学概論B 2024年度 本授業は、社会学概論A同様、社会学の基礎を学ぶための入門的講義である。授業では、さまざまな社会現象や行為をどう理解すべきか、社会学的な思考法を学ぶとともに、社会学を学ぶうえでベースとなる基本的な知識と各領域別の社会学研究について概説する。 授業は講義形式で行うが、5人の教員が2〜3回の授業を担当し、それぞれの単元で理解度を確認しながら進めていく。履修者には知識の定着のため、積極的な参加と自宅での予習復習の徹底を求めたい。 
4社会学専門演習Ⅰb 2024年度 この演習では、こんにちの社会の多文化化について、歴史的経緯や現状を理解し、その課題について考えます。現在、日本国内で暮らす外国出身または外国にルーツを持つ人びとの数は、いくつかの時期を除けば、増加し続けています。今後もその傾向は続くことが予想されます。その一方で過去に日本は、多くの日本人を海外に送り出した「送出国」でもありました。なぜ、どのように日本は送出国から受入国へとシフトしてきたのでしょうか。日本から海外に移動した人びと、そして海外から日本に移動してきた人びとは、それぞれどのような社会的経験や課題に直面してきたのでしょうか。 演習では、 多文化社会に関する基本的文献を皆で読むことによって、国境を越えた人の移動に社会学的にアプローチする際の見方や考え方を養います。さらに、演習の後半ではグループワークとして、3年次に実施するゼミ調査の企画を行います。そのうえで、この演習をとおして社会学科社会学専攻のDP2とDP4の達成を目指します。 
5社会学基礎演習 2024年度 社会学専攻1年次の必修科目である。演習形式で、一冊のテキストを丁寧に読み解くことによって、社会学研究の基礎を学ぶとともに、新入生セミナーで学んだことを踏まえ、様々な学びのスキルを応用しつつ身につける。2年次前期の社会学専門演習1aで学ぶより専門的な内容に備えるための科目でもある。 授業中はグループ・ワークと発表およびディスカッションが予定されている。受講生には丁寧な予習と復習を期待する。 
6多文化社会論 2024年度 この授業では、「グローバル化」「日本社会の多文化化」「多文化社会」というキーワードを軸にして、現代日本の社会変動の特徴と課題について考えていきます。日本社会におけるエスニックな多様性という点、様々な文化的背景を持つ人びと同士の関係形成という点から考えると、日本社会はどのように見えるでしょうか。そこにはどのような変化があり、どのような課題があるでしょうか。 この授業は講義形式で行います。そのうえで映像資料や、受講生の人数や授業の進度に応じて可能な場合はアクティブ・ラーニングも取り入れながら授業を進めていきます。加えて、ゲスト・スピーカーをお招きしてお話しいただく機会も設ける予定です。なお、この授業は、社会学学科社会学専攻のDP2(「幅広い教養、多様性の理解と尊重」)の達成も目指しています。 
7社会運動論 2024年度 「社会運動」と聞くと自分にとっては関わりのないものと思うかもしれません。一方で、社会学において社会運動研究は盛んに行われてきました。というのも社会運動は、様々な社会問題を提起し、社会の変化をもたらしてきたからです。この授業では、社会学における社会運動研究の蓄積を踏まえながら、政治、文化、若者、メディア、エスニシティ、トランスナショナリズムなどと社会運動の関係性を考えます。授業内では、適宜映像資料(ドキュメンタリーや映画)や、ゲストスピーカーによる講演も予定しています。 
8新入生セミナー 2024年度 高度な専門に触れることになる大学においては、高等学校等におけるよりも更に「自立的」で「主体的」な学習態度が要求されます。問題意識をもって世界に向き合う中で、高い情報活用能力を駆使してテーマや課題を自ら探し出し、必要な資料や文献等の調査を行い、研究・学修倫理を遵守したレポートや発表によって自分の考えを他者に的確に伝え、他者の意見に真摯に耳を傾けること――専門分野を問わず、これが「自立的」で「主体的」な学習の道筋です。本科目はこうした学習のための入り口であり、次の4点を共通の指針としています。①駒澤大学において、誇りある大学生としての自覚を養う。②情報活用能力を高め、研究・学修倫理を理解し、学びの態度を「学習」から「学問」へと深化させる。③他者との交流を通じて自己を磨く。④たえず流動する社会のなかで自己を方向づけ、位置づける。 
9社会学専門演習Ⅱ 2024年度 本演習では、日本における「国際移動と多文化社会」をテーマに調査を実施します。この演習では外国出身者に焦点をあて、移住に関わるプッシュ-プル要因、移住後の生活、その後のキャリア形成についての展望をインタビュー調査をとおして明らかにします。具体的な調査対象とするのは、日本で暮らす外国出身の当事者たちと、必要に応じて、そうした当事者をサポートする人びとや団体です。 演習の参加者は、実施する調査のすべてのプロセスに参加することが求められます。具体的には企画・準備段階(依頼状の作成、質問項目の作成、練習など)から調査、インタビュー・データのトランスクリプト作成、分析、報告書の作成から成果報告に至るまで、参加者が主体的に行います。全てのプロセスは、必要に応じてグループごとに分かれて実施します。なおこの演習を通して受講生は、社会学科社会学専攻のDP3・DP4・DP5の達成を目指します。 
10社会学専門演習Ⅲ 2024年度 この演習では、卒論を書くために必要なプロセスを学び、実践し、卒論を書き上げることを目指します。具体的には、論文のテーマ設定、文献や資料の検索、論文の書き方について、教員やゼミの他の参加者からのアドバイスを受け、論文についてプレゼンテーションと議論を重ねて、卒論を書きあげましょう。この演習では、社会学科社会学専攻のDP3・DP4・DP5の達成を目指します。 研究テーマが3年次と変わったとしても、また教員の専門と関わらないテーマとなったとしても、問題はありません。可能な限り受講生が探求したいテーマを優先して指導を行うつもりです。