駒澤大学

研究者情報データベース

TOP
所属別検索
キーワード検索
研究分野別検索
条件指定検索

駒澤大学
ホームページ

平井 幸弘 (ヒライ ユキヒロ,HIRAI Yukihiro)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1地形学B 039952 / 地形学B 2023年度 ある地域が持っている様々な自然的条件のなかで、とくに「地域」が存在している物理的な場所そのもの、すなわち地形について論じる。「地形学B]では、はとくに関東平野を取り上げ、利根川や荒川、多摩川の作る特徴的な地形ごとに、上流側から順にそれぞれの地域における様々な環境問題について、地形と環境との関連(地形環境誌)から考える。 
2地形学A 039902 / 地形学A 2023年度 ある地域が持っている様々な自然的条件のなかで、とくに「地域」が存在している物理的な場所そのもの、すなわち地形について論じる。「地形学A」では、主に第四紀学的な視点から、地形の成り立ち、すなわち地形発達の主な規定要因である気候変動、海水準変動、地殻変動および火山活動について、授業者がこれまで実際に調査研究を行った事例を挙げながら、講義する。 
3自然地理学実習(地図学実習含む) 2023年度 地域における自然地理学的な特徴を把握するための、基本となる地形図や空中写真、気象データに関する基礎的な実習を行い、それらを各テーマごとにレポートとして提出する。 
4地域環境演習B 2023年度 地理学の研究でとくに環境問題に関するテーマを掲げる場合、まずは現場を訪ねることが必要不可欠である。本年度は「地域環境演習」なので、前期は、日本の湖沼の現在の自然地理学的課題について、文献を中心にレビューする。後期は、関東地方のそれぞれ特色のある湖沼(例えば霞ヶ浦、富士五湖、諏訪湖など)の中から2カ所ほどに出かけ、それぞれ日帰りまたは1泊2日程度の簡単なフィールドワークを実施する。そして、前期の学びと実際のフィールドワークで得られた知見を一冊の報告書としてまとめる。 
5地域調査入門A 2023年度 地理学の研究でとくに環境問題に関するテーマを掲げる場合、まずは現場を訪ねることが必要不可欠である。本授業では、後期の授業期間中に2泊3日程度のフィールドワークを実施しする。授業では、そのフィールドワークの準備と、現地調査後のまとめとしな報告書を作成する。本年度は、日本ジオパーク認定地の一つである福島県の磐梯山地域において、その特徴的な火山地形や過去の災害、現在の防災、さらには裏磐梯の湖沼群など地域資源を活かしたツーリズムなどに関して、関係機関・団体・個人を訪ね、地形調査、植生調査、景観調査などを実施する。 
6外国地誌A 2023年度 1992年の地球サミットでは、「気候変動枠組み条約」と「生物多様性条約」と言う2つの環境に関わる重要な国際条約が採択された。これに象徴されるように、地球温暖化への対応や生物多様性の保全という課題を抱える現代社会では、人と自然の関係を今一度捉え直すことが、私たちに求められている。本講義では、事例としてベトナム中部フエにあるベトナム最大のタムジャンラグーンを取り上げ、気候変動による海岸侵食、エビ養殖の進展・集約化、新たなツーリズムの3つの視点から、人と自然との関係また地域の特質について動態地誌の立場で考える。 
7地理学特講A 2023年度 近年は、国内外の各地で自然の再生を目指す活動や、「生物多様性の保全」に基づいた様々な活動など、身近な自然や生態系に関する行政や市民の関心が高まっている。本講義では、主として日本国内の湖沼を対象として、その自然的特質と過去およそ50年間の湖沼における環境問題、保全・再生、ワイズユースの視点から、人と湖沼との関係について考察する。 
8地理学演習 2023年度 自然地理学、とくに地形学およびその関連分野から、各自が自ら興味・関心のあるテーマを発見し、それを調査・分析、さらに考察を加えて、最終的に卒業論文としてまとめるまでの諸段階について、受講生の自主性を重んじつつ、全員参加の発表および討論の場とする。