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佐藤 光正 (サトウ コウセイ,SATOU Kousei)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1精神保健福祉実習B 2023年度 この科目は、旧カリキュラム生(~2020)4年次配当の科目です。精神保健福祉士資格取得にかかる学外(配属)実習科目であり、履修要件(履修上の留意点等」を参照)があるので注意してください。精神保健福祉援助の知識と技術にかかる他の科目、及び「精神保健福祉実習指導Ⅰ」等で習得した知識や技術等の理解をさらに実践的にするために、「精神保健福祉実習指導Ⅱ」と併行し、指定された施設において30時間以上の配属実習を行います。 
2精神保健福祉実習指導Ⅰ 2023年度 この科目は、旧カリキュラム生(~2020)2年次配当の科目です。精神保健福祉士の資格取得にかかる実習指導科目であり、履修要件(「履修上の留意点等」を参照)があるので注意してください。この授業では、精神保健福祉援助の知識と技術に係る他の科目との関連性も踏まえ、「精神保健福祉実習指導Ⅱ」に発展させる知識や技術等について学びます。先に実習を終了した4年生の報告などとも連携して実践的実習指導を行います。授業は主に対面講義形式で行いますが、内容によりグループワーク、グループディスカッション、プレゼンテーションまた一部フィールドワークなども行う予定です。なお授業内容への質問については、リアクションペーパー等により受け付けます。学生の積極的な参加を望みます。 
3精神保健福祉援助演習 2023年度 この科目は、旧カリキュラム生(~2020)4年次配当の演習科目です。精神保健福祉士の資格取得にかかる実習指導科目であり、履修要件(「履修上の留意点等」を参照)があるので注意してください。この授業は精神保健福祉実習と併行して行います。精神保健福祉援助の知識と技術に係る他の科目との関連性も視野に入れつつ、精神保健福祉士に求められる相談援助に係る専門的な援助の知識と技術についてロールプレイを中心に、グループワーク、グループディスカッション、プレゼンテーションなど実践的な演習を行います。 
4社会福祉専門演習Ⅰ 2023年度 この科目は「社会福祉専門演習」1年目の科目です。授業は演習形式で行います。精神保健領域の福祉や心の問題、また“自分らしく生きる”という観点から利用者主体やストレングス視点に着目した支援を中心に、また「アート(生きる、表現する)」などの観点からクライエント支援に必要な豊かな感性を育てるゼミ活動を行います。授業では学生それぞれの卒後の進路につながる“関心テーマ”が“研究テーマ”へと進化し、いくつかのプロセス(ゆれ)を経て、次年度に「卒業論文(成果)」あるいはゼミ論文としてまとまる一連の思考過程(考え方)と技術習得(問題解決法)のための基礎指導を中心に行います。年間をとおして「ゼミノート(専用)」を用いて各課題の学びを記録し、マインドマップ、フォトリーディング、情報カード、ドリームマップ、5ピクチャーズ等を活用して知識の整理・蓄積を行います。各課題は個人ワークを中心にグループワーク、グループディスカッション、プレゼンテーションなどを行います。 
5社会福祉専門演習Ⅱ 2023年度 この授業は、社会福祉専門演習2年目の科目です。卒業論文あるいはゼミ論文の個別指導が中心となります。「社会福祉専門演習Ⅰ」で土台を固めた各自のテーマが、各自の進路につながり、また卒業論文あるいはゼミ論文としてより完成するよう、またその過程で良質ないろいろな気づきやスキル習得を促すためにグループワーク、グループディスカッション、プレゼンテーション等を活用し必要な指導を行います。 
6精神保健福祉援助演習Ⅰ 2023年度 この科目は、ソーシャルワーク実習(本学では4年次配当「精神保健福祉実習A・B」)の前に学習を開始し、また事後学習となる「精神保健福祉援助演習Ⅱ」への架け橋になる演習科目である。精神疾患や精神障害、精神保健の課題のある人に対して授業の目的・ねらいの①~④に掲げる事項を組み合わせた精神保健福祉援助の事例(集団援助を含む)を活用し精神保健福祉士としての実際の思考と援助の過程における行為を想定し、精神保健福祉の課題を捉え、その解決に向けた総合的かつ包括的な援助について実践的に習得する。なおすべての事例においては、精神保健福祉士に共通する原理として「社会的復権と権利擁護」「自己決定」「当事者主体」「社会正義」「ごく当たり前の生活」を実践的に考察する。 
7精神保健福祉の原理 2023年度 この授業は、新カリキュラム(2021入学生~)の講義科目です。今後、福祉の資格取得を考えるにあたり、精神保健福祉士のことについて学ぶ入門的な位置づけとなる科目です。この科目を履修しながら今後の資格取得のことについて考えてみてはいかがでしょう。新カリキュラム生の精神保健福祉士資格取得に係る指定科目ともなっているので、興味のある人はぜひ履修を勧めます。心の障害や生きづらさがクローズアップされる現在、「障害者」に対する思想や障害者の社会的立場からの変遷を理解し、精神保健福祉士が存在する意義や権利擁護などの職業アイデンティティを学ぶことができます。精神障害当事者との「かるた大会」、卒業生の現場ソーシャルワーカーのゲストを2~3回予定(日程未定)しています。 
8精神保健福祉論Ⅰ 2023年度 この授業は、旧カリキュラム(~2020入学生)の科目です。旧カリキュラム生の精神保健福祉士資格取得に係る指定科目となっています。この授業では、近年、こころの問題が広く国民的問題となっていることを踏まえ、まず身近な精神保健福祉関連のテーマを扱いながら、障害者福祉の理念と施策の理解等をベースに、精神障害者の障害特性(疾病と障害の併存)、処遇、特に偏見や差別の歴史を学び現状認識を深め、精神障害者の福祉サービスについて学びます。基本は講義形式で行います。内容によりグループ・ディスカッションなども含めアクティブ・ラーニングで学びを深めます。さらに行政・司法・教育・労働など広範に求められる精神保健福祉についても幅広い理解を深めます。またそれらの理解をとおして精神障害者を生活の視点で支える精神保健福祉士の専門性と役割について学びます。前期と後期に「理解度の確認テスト(知識)」、一年間のまとめとして「理解度の確認テスト(知識のつながり)」を行います。毎回の授業内容の質問はリアクションペーパー等により対応します。 
9精神保健福祉援助技術各論 2023年度 この授業は旧カリキュラム(~2020入学生)の科目です。旧カリキュラムの精神保健福祉士資格取得に係る指定科目となっている、資格取得を前提にした専門的内容になります。福祉諸サービス、援助活動の目的や価値、専門的援助技術の体系等をふまえ、これらをより深め精神保健福祉領域での精神障害者を主たる対象とした援助活動を展開するために必要となる方法・技術を習得することを目的としています。原則、対面での講義形式で授業を行います。 
10精神科ソーシャルワーク論 2023年度 この授業は、旧カリキュラム生の精神保健福祉士資格取得にかかる専門科目です。この科目では、精神保健福祉士を目指す学生の実践力を支えるベースとなる精神保健福祉領域の全体像を概観しながら、相談援助に携わる精神保健福祉士とは何かについて理解するとともに、協働する専門職の活動等も含め、相談援助・権利擁護・他職種連携等についても基礎を学びます。授業は講義形式で行います。内容によっては少人数のグループディスカッション等を行います。授業内容への質問は、毎回、FB(フィードバック)シートにより対応します。 
11精神保健福祉実習A 2023年度 この科目は、旧カリキュラム生(~2020)4年次配当の科目です。精神保健福祉士資格取得に係る学外(配属)実習科目であり、履修要件(「履修上の留意点等」を参照)があるので注意してください。 この科目は、精神保健福祉援助の知識と技術にかかる他の科目、及び「精神保健福祉実習指導Ⅰ」等で習得した知識や技術等の理解をさらに実践的にするために、「精神保健福祉実習指導Ⅱ」と併行し、指定された施設において180時間以上の配属実習を行います。 

 

教育方法の実践例
No.タイトル年月日概要
1「精神保健福祉援助実習」科目における実習先の職員の活用  2005年04月 - 現在 現場実習は、これまでの座学を実際の現場において確かめ、さらに直接利用者とのふれあい、施設職員の仕事を疑似体験をするものであるが、実際の配属先の職員を外部講師として呼ぶことで、より実践的な現場実習となるよう学ばせる。 
2「精神保健福祉論Ⅰ」科目における視聴覚教材の活用  2005年04月 - 現在 “福祉の事件は現場で起こっている”。単に理論や歴史的なできごとをテキスト的に学ぶのではなく、生きた精神保健福祉の知識をもたせるために様々な視覚教材も用い、現場に役立つ精神保健福祉論を学ばせる。 
3教育実践  2003年04月01日 - 現在 

 

作成した教科書教材
No.タイトル年月日概要
1「改定第3版精神保健福祉援助技術各論」精神保健福祉士養成セミナー(6巻)へるす出版 2005年01月15日 精神保健福祉士養成テキストであり、授業でも使用しているものである。第4章ケアマネジメント(障害者ケアマネジメントも含めた精神障害者のケアマネジメントに関する援助の方法など)担当 
2「精神保健福祉援助演習」精神保健福祉士養成講座(7巻)中央法規出版 2004年03月20日 精神保健福祉士養成テキストであり、授業でも使用しているものである。第2章利用者理解と基本対応(専門職の価値と倫理、利用者理解の実技など)担当 

 

教育能力評価
No.タイトル年月日概要
1精神保健福祉士養成校協会第1回研修模擬授業講師  2004年08月01日 精神保健福祉士養成校協会第1回研修会にて国家試験の指定科目である「精神保健福祉援助演習科目」における「利用者理解」の模擬授業を行う。 

 

実務経験特記事項
No.タイトル年月日概要
1精神保健福祉士協会ケアマネジメント委員会委員長  2005年04月 - 現在 2001年より同委員会委員をしていたが、改めて委員長に就任した。 
2世田谷区精神障害者ケアマネジメント研究会委員  2005年02月 - 現在 2003年から下地となる学習会を三軒茶屋地域生活支援センターで行っていたものが発展した研究会である。大学の地元である世田谷区内において、特に施策的に遅れている精神障害の地域支援体制を強化するために、世田谷区役所、各保健福祉センター及び関係施設等の委員で研究会つくった。施設職員向けの研修会などを行っているが、その理論的な柱と実践のノウハウを担当している。当大学福祉専攻の学生の勉強の場ともなっている。 
3法務省「処遇開発研究開会」委員  2005年01月27日 - 現在 2005年7月15日から施行された医療観察法下における通院触法精神障害者のケアマネジメントについて、これまで地域処遇のなかった司法分野での生活調査・関係機関との連携など精神保健観察中の者の処遇についての検討を図る。 
4老人保健事業推進研究「在宅の(高齢)精神障害者へのサービス提供の在り方に関する研究」  2004年08月01日 - 2005年03月31日 在宅の(高齢)精神障害者の生活ニーズとサービス提供に係る標準的な障害者ケアマネジメントのマニュアルや今後求められるホームヘルプ・サービスのメニュー及びホームヘルパーの養成・研修プログラムの試案開発を目的とした研究である。 
5心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律(医療観察法)に規定する精神判定医等の人材を養成するための「司法精神医療等人材養成研修企画協力員  2004年04月01日 - 2005年03月31日 医療観察法における人材養成として、精神判定医、精神保健参与員などへの研修会講師を務める。 
6厚生労働省「障害者ケアマネジメント従事者養成指導者研修における講師~各都道府県研修等講師多数  2003年07月 - 現在 現在、厚生労働省では福祉人材のマンパワー養成として”障害者ケアマネジメント”が実践できる現場人材の養成を急務としている。その拠り所となる「障害者ケアガイドライン」(2002年3月)作成への関わりから、厚生労働省の研修、各都道府県の研修、各専門職団体の研修など様々なレベルで指導にあたっている(~現在)。昨年厚生省レベルの演習で初めて身体・知的・精神障害の合同演習を行った。 
7子ども未来財団委託研究「児童福祉施設と地域の合同による養育支援計画の実施方法と体制整備に関する研究」  2003年04月01日 - 2004年03月31日 いわゆる児童虐待において一時保護をした子どもを家庭等に再統合する際にケアマネジメント手法を用いて行う研究である。再統合が困難な対象となる養育者には精神疾患を伴うものも少なくないが、そこに絞った再統合研究である。