駒澤大学

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堀 龍二 (ホリ リュウジ,HORI Ryuji)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1新入生セミナー 2023年度 高度な専門に触れることになる大学においては、高等学校等におけるよりも更に「自立的」で「主体的」な学習態度が要求されます。問題意識をもって世界に向き合う中で、高い情報活用能力を駆使してテーマや課題を自ら探し出し、必要な資料や文献等の調査を行い、研究・学修倫理を遵守したレポートや発表によって自分の考えを他者に的確に伝え、他者の意見に真摯に耳を傾けること――専門分野を問わず、これが「自立的」で「主体的」な学習の道筋です。本科目はこうした学習のための入り口であり、次の4点を共通の指針としています。①駒澤大学において、誇りある大学生としての自覚を養う。②情報活用能力を高め、研究・学修倫理を理解し、学びの態度を「学習」から「学問」へと深化させる。③他者との交流を通じて自己を磨く。④たえず流動する社会のなかで自己を方向づけ、位置づける。 
2日本事情(3)経済 558502 / 日本事情(3)経済 2023年度 本科目では留学生を対象として、現代日本企業の雇用と賃金と労働時間に関する制度や慣行を取り上げてそれらの問題点を解説します。日本型雇用システムはいま大きく変化しています。いままでの働き方の問題点を確認し、これからの働き方の方向を探る試みをします。授業は基本的に講義形式で行います。 
3人的資源管理論a 2023年度 この授業では、日本企業の人的資源管理を中心にその動向・特徴・課題、そして社会に及ぼす影響を考察します。人的資源管理とは、企業が従業員を人的資源とみなして、その有効活用を図る施策のことです。端的にいえば、どのような人をどのような形態で雇い、どのように動機づけて働いてもらうのか、その働きに対してどのように処遇するのか、そして、どのような方法で人材として育てるのか、といった企業の経営課題を扱います。また、こうした課題への企業の取り組みがどのような問題を引き起こし、社会にいかなる影響を及ぼしているのかといった視点からも人的資源管理論として考察します。セメスター制の前期にあたるこの授業では、とりわけ雇用問題と労働時間問題を中心に取り上げます。企業に雇われて働く労働者(雇用者)にとって、雇用の質やあり方、労働時間は生活にかかわる極めて重大な問題です。授業は基本的に講義形式で行います。補助ツールとしてWebClassも利用します。日ごろから新聞、雑誌、ネットなどで時事的な労働問題や経営問題の情報にも目配りしておくことが望ましいでしょう。 
4演習Ⅲ 113002 / 卒業研究 2023年度 人的資源管理論の主要関心領域である雇用、賃金、労働時間、能力開発、人事制度、労使関係にかかわるテーマから学生自身が興味をもってきた問題について論文ないし本格的レポートを完成させることを最終目標においている。授業は演習形式で行うと同時にアクティブ・ラーニングを重視します。たとえば、希望するテーマごとにグループを形成して、グループ学習・ディベートなども試みます。論文テーマの選定においては、社会問題への関心を日ごろから研ぎ澄ましておく姿勢が肝要です。 

 

教育方法の実践例
No.タイトル年月日概要
1*  2010年12月07日 毎年の授業評価を踏まえ、学生が手許の資料で事実を確認できるように、できるだけ統計資料等をプリントで配布することを心がけている。また、現代日本企業の人事・労務管理の傾向である「成果主義」をグローバリゼーションとIT化いう経済的・技術的背景の中で捉えるとともに、かつての日本的労務管理およびアメリカの人的資源管理と対比して、その特徴をわかりやすく説明することに重点を置いている。 

 

作成した教科書教材
No.タイトル年月日概要
1* 2001年06月11日 黒田兼一・関口定一・青山秀雄・堀龍二『現代の人事労務管理』八千代出版