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山口 弘江 (ヤマグチ ヒロエ,YAMAGUCHI Hiroe)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1演習Ⅰ 010002 / 演習Ⅱ 2024年度 文献講読と個人発表を行う。前者では、「天台教学よりみる『維摩経』」というテーマで、6世紀に中国の江南で活躍した天台大師智顗の『維摩経文疏』二十八巻のうち、履修者の関心の高い巻を取り上げ講読する。東アジアの思想や文化に大きな影響を与えた『維摩経』がどのように理解されたか、その解釈の特徴や問題点についてグループディスカッションを交えつつ検討する。後者では、指定されたテーマに基づき年2回の発表を行う。また、仏教文化を実見する機会として、年1回学外の博物館を見学する。 
2仏教と人間 2024年度 この授業は駒澤大学の建学の理念である「仏教の教義並びに曹洞宗立宗の精神」に基づいて行われるものである。宗教全般についての理解を深め、仏教および禅の基本的な歴史や教義について概説するとともに、仏教が広がった地域社会の生活や文化に与えた影響などについても学ぶ。また、これらの視点から、人間が生きてゆくうえで直面するさまざまな問題についても考える。なお、年1回、坐禅実習を行う。 
3仏教研究A 2024年度 本科目では、仏教学入門の名著として名高い水野弘元『仏教要語の基礎知識』に基づき、仏教学において基本となる仏教語の定義を一つ一つ掘り下げて学んでいく。予習では教科書や工具書(辞書・事典)を参考に基礎的知識を主体的に学び、授業においてグループワークにより他者の意見に触れ自らの理解を振り返った後に、講義を通じて概要の把握を目指す。また、オンラインツールを用いた質疑応答や確認小テストに取り組むことで理解の深化と定着を図る。 
4仏教漢文入門 2024年度 仏教に関する文献はさまざまな言語によって書き残されていますが、その中でも多くを占めるのが漢文資料です。したがって、専門的に仏教を学ぶためには漢文の素養が必須となります。本科目では漢文の基礎を学んだ後、漢訳仏典の講読を通して、自らの力で仏典を読み解く訓練を行います。授業では、講義だけでなくディスカッションやグループワークを行いながら主体的に学ぶことで、漢文法の基礎力と仏典に対する幅広い知識を身につけていきます。 
5中国仏教思想史 2024年度 本科目では、中国仏教思想の背景およびその特色について学びます。インドで成立した仏教思想は中国固有の諸思想と交渉しつつ土着化することで、長い時間をかけて中国文化の底流に浸透してゆきます。その過程を知るために、前期は中国の伝統思想や地域性を実習などを交えつつ学び、仏教が土着化する背景を理解します。後期は仏教が中国社会においてどのように認識されていたかを、仏教者ではない人物や中国仏教のありように批判的であった仏者の文献を取り上げ、中国仏教思想の多様な側面を概観します。授業では履修者に問いかけ議論する演習形式により、興味と理解を深めていきます。 

 

教育方法・実践の発表・講演
No.タイトル年月日概要
1対面授業(学習)の多様化について考える会「修学指導におけるICT活用の事例報告」発表  2018年06月19日 
2公益財団法人大学セミナーハウス主催 第6回新任教員研修セミナープログラム 修了  2016年09月05日 - 2016年09月07日 アクティブ・ラーニング(AL)講座および講演・シンポジウムなど 
3公開授業(仏教漢文入門)  2015年12月03日