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松信 ひろみ (マツノブ ヒロミ,MATSUNOBU Hiromi)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1社会学専門演習Ⅰb 2024年度 本演習では、「結婚」「家族」「ジェンダー」「セクシュアリティ」をキーワードと して、これらにかかわる社会学的研究の学術論文などを輪読し、意見交換を通じて、内容理解に努める。輪読にあたっては、グループ単位でのレジュメの作成と報告、ディスカッションといったグループワークを行う。 加えて、演習の後半では、3年次の演習で実施する調査などのゼミ活動に向けて、テーマや方法などの検討を行う。 受講生には、発表時のレジュメの作成と報告のみならず、発表担当ではない場合でも、当該文献を各自で熟読し、意見交換に備えること、演習参加時には積極的に発言することが求められる。 
2セクシュアリティ論 2024年度 本講義では、セクシュアリティに関する社会的な問題や事象について検討する。セクシュアリティは、性や生殖にかかわる複数の要素から構成されている。そうしたセクシュアリティ概念について理解した上で、セクシュアル・マイノリティの人々が抱える問題や、セクシュアル・マジョリティも直面する性や生殖にかかわる問題について検討する。具体的には、ハラスメントやレイプ、DVなどの性暴力、性の商品、そして、性的同意と望まない妊娠、避妊・中絶、生殖医療技術などの生殖にかかわる問題などである。そして、セクシュアル・マイノリティの人々が抱える問題については、当事者の方にご自身の経験、体験についてお話いただくことで、理解を深めたい。 また、本講義で取り上げる社会的問題は、SDGsにおけるゴール3「全ての人に健康と福祉を」、そしてゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」にかかわる問題である。 履修学生が意見交換を行う機会も設け、アクティブラーニング形式となるように心がけたい。 
3社会学専門演習Ⅲ 2024年度 本演習は、社会学科社会学専攻4年次の必修科目である。卒業論文・卒業レポートの作成を目指して指導を行う。前期は論文・レポートのテーマ決定と執筆に向けての実査や準備作業 を中心に指導する。夏期休業中までに、受講生は各人で実査を実施し、デー タのとりまとめを行う。夏期休業中には3年生と合同のゼミ合宿を予定しているが、そこでデータの分析結果の速報を含めた卒業論文・卒業レポートの中間報告を行う。後期は個人指導により、卒業論文・卒業レポートの完成を目指す。卒業論文・卒業レポート の提出後は、報告会を実施する予定である。 

 

教育方法の実践例
No.タイトル年月日概要
1授業時に小レポートと授業へのコメントを求める  2000年 - 現在 2000~2004年、毎年。大学としての授業評価アンケートの実施に加え、授業の際に複数回授業に対する感想、意見、注文などを小レポート形式で書いてもらい、提出させている。その内容をもとに授業改善を学生におこなっている。 

 

作成した教科書教材
No.タイトル年月日概要
1『近代家族のゆらぎとあたらしい家族のかたち』八千代出版 2012年04月 編著の家族社会学のテキスト。理論編とデータ編をひとつの章に盛り込んだのが特徴。従来家族社会学のテキストではあまり取り扱ってこなかった、セクシュアリティの問題、家族政策の問題を扱っているのも特徴的である。 
2『21世紀の家族さがし』学文社 2010年 2003年、2010年に続く同じシリーズの家族社会学にテキスト 
3『新版 新世紀の家族さがしーおもしろ家族論』学文社 2007年05月 2003年と同じシリーズの家族社会学のテキスト 
4『増補改訂版新世紀の家族さがし-おもしろ家族論』学文社 2003年04月20日 従来の家族社会学のテキストは理論中心のものであったが、本書はアップトゥーデートな問題、現象を具体的にとりあげ、そこから現代家族の分析をおこなうという形式をとった新しいタイプのテキストである。