駒澤大学

研究者情報データベース

TOP
所属別検索
キーワード検索
研究分野別検索
条件指定検索

駒澤大学
ホームページ

新井 大輔 (アライ ダイスケ,ARAI Daisuke)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1新入生セミナー 2024年度 高度な専門に触れることになる大学においては、高等学校等におけるよりも更に「自立的」で「主体的」な学習態度が要求されます。問題意識をもって世界に向き合う中で、高い情報活用能力を駆使してテーマや課題を自ら探し出し、必要な資料や文献等の調査を行い、研究・学修倫理を遵守したレポートや発表によって自分の考えを他者に的確に伝え、他者の意見に真摯に耳を傾けること――専門分野を問わず、これが「自立的」で「主体的」な学習の道筋です。本科目はこうした学習のための入り口であり、次の4点を共通の指針としています。①駒澤大学において、誇りある大学生としての自覚を養う。②情報活用能力を高め、研究・学修倫理を理解し、学びの態度を「学習」から「学問」へと深化させる。③他者との交流を通じて自己を磨く。④たえず流動する社会のなかで自己を方向づけ、位置づける。 
2演習Ⅰ 2024年度 本ゼミナールでは、「日本経済と金融」という括りの中で自分たちで具体的なテーマを決めて研究を進め、最終的にはグループ論文にまとめます。前期は、メンバーの興味・関心を出し合い、深めることから始めます。直感的に「面白そう」と感じたことを手掛かりに議論を重ね、4 月中に基本文献を一冊決めます。前期中に基本文献の輪読を終え、各自期末レポートを作成します。後期にはグループ論文を作成していきます。 
3演習Ⅱ 2024年度 本ゼミナールでは、「日本経済と金融」という括りの中で自分たちで具体的なテーマを決めて研究を進め、最終的にはグループ論文にまとめます。前期は、メンバーの興味・関心を出し合い、深めることから始めます。直感的に「面白そう」と感じたことを手掛かりに議論を重ね、4 月中に基本文献を一冊決めます。前期中に基本文献の輪読を終え、各自期末レポートを作成します。後期にはグループ論文を作成していきます。 
4演習Ⅲ 112502 / 卒業研究 2024年度 この授業は演習形式で実施します。本演習では、演習Ⅰ・Ⅱで研究してきたことを踏まえた上でより専門的な研究を行い、最終的に卒業論文あるいはそれに準ずるレポートを作成します。 
5銀行システム論 2024年度 銀行システムには二つの基本的な役割があります。一つ目は決済システムとしての役割であり、通貨および決済のための様々な仕組みを提供しています。また、二つ目は金融システムとしての役割であり、証券市場と共に、社会における貯蓄と投資を仲介しています。本講義では、上記の二つの基本的役割について具体的に説明します。また、ここ数十年における銀行システム・銀行制度の急激な変化を理解するためには、アメリカで1970年代以降に生じた銀行システムの変容と2000年代の危機、それらが世界中に及ぼした影響についても理解する必要があります。これらの話題についても適宜取り上げます。 
6現代銀行事情 2024年度 近年、フィンテックと呼ばれる金融に関わる新たな技術の登場や、未曽有の低金利の持続などを背景に、「銀行衰退論」が勢いを増しています。確かに、地域銀行などでは経営難が続いており、各地で合併や経営統合の動きが活発化していますし、メガバンクにおいても大幅な人員や店舗の削減が進んでいます。さらに、度々発生するメガバンクのシステム障害や、一部の銀行に見られる不適切な融資行動などの不祥事も「銀行衰退論」を後押ししているように見えます。本講義では、こうした銀行の苦境の背景と将来展望を探ります。また、日本の銀行の現状を理解するためには、これまで金融の分野において世界をけん引してきたアメリカで1970年代以降に生じた銀行システムの変容と2000年代の危機、それらが世界中に及ぼした影響を理解する必要があります。これらの話題についても適宜取り上げます。