駒澤大学

研究者情報データベース

TOP
所属別検索
キーワード検索
研究分野別検索
条件指定検索

駒澤大学
ホームページ

塚原 慎 (ツカハラ マコト,TSUKAHARA Makoto)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1会計学A 2024年度 この授業では,会計学を初めて学ぼうとする学生を想定し,企業の経済活動を会計報告書に集約することの意義と,その具体的な方法および仕組みについて学修します。授業の前半では,会計の意義と種類を示し,基本的な会計報告書(財務諸表)とその作成システム(複式簿記)についての大枠を示していきます。授業の後半では,会計を取り巻く法的規制を概観し,会計基準設定の必要性について説明を行います。これらを通じ,会計に関わる発展的な学修へのスムーズな移行を可能とするために必要な知識を体系的に学修していきます。 授業の内容は,主に外部報告を前提とした財務会計を中心としたものになりますが,原価計算・経営分析・管理会計・国際会計・監査・税務といったトピックについても,適宜言及を行います。 
2演習Ⅲ 2024年度 演習Ⅱの学びを継続させるとともに,履修者の各自が決定したテーマについての卒業論文を執筆します。履修者は,企業が公表する財務諸表を定量的に分析することを中心に据えながら,非財務情報との関わりや,その他の定量的情報も考慮した,より総合的な企業分析のあり方について考え,その実践を試みることになります。 
3新入生セミナー 2024年度 高度な専門に触れることになる大学においては、高等学校等におけるよりも更に「自立的」で「主体的」な学習態度が要求されます。問題意識をもって世界に向き合う中で、高い情報活用能力を駆使してテーマや課題を自ら探し出し、必要な資料や文献等の調査を行い、研究・学修倫理を遵守したレポートや発表によって自分の考えを他者に的確に伝え、他者の意見に真摯に耳を傾けること――専門分野を問わず、これが「自立的」で「主体的」な学習の道筋です。本科目はこうした学習のための入り口であり、次の4点を共通の指針としています。①駒澤大学において、誇りある大学生としての自覚を養う。②情報活用能力を高め、研究・学修倫理を理解し、学びの態度を「学習」から「学問」へと深化させる。③他者との交流を通じて自己を磨く。④たえず流動する社会のなかで自己を方向づけ、位置づける。 
4会計学B 2024年度 この授業では,会計学Aにおける基本的な学修内容を踏まえた上で,より発展的・個別具体的な論点について議論・解説を行います。入門科目としての基礎的な知識のインプットと併せて,その活用方法にも重点を置くものとなります。 具体的な学修内容は次の通りです。まず,投資者の観点から見た会計情報の読み解き方,内部管理目的の会計情報の活用方法など,会計情報を読み解く「切り口」が多様にあることを説明した上で,問題演習などを通じて実践力を養います。続いて,グローバル社会における会計のあり方,財務会計の機能や財務報告をめぐり経営者が取りうる「戦略的」な行動について説明していきます。これらのトピックは会計学の全体像を理解することに有用であるとともに,さらなる発展的な学修への橋渡しとしても重要性が高いものとなります。 
5企業分析論A 2024年度 本講義では,財務数値・株価といった定量的な情報をもとに企業活動を評価し,分析するための基本的な考え方について学びます。授業は講義形式を基本としますが,学修内容の理解度を確認するため,適宜問題演習を実施します。 
6企業分析論B 2024年度 本講義では,財務数値・株価といった定量的な情報をもとに企業活動を評価し,分析するためのアプローチ方法について,幅広く学修します。企業分析論Aの学修内容をさらに深め,より実践的な分析を行うために必要な知識と思考プロセスを学んでいきます。授業は講義形式で行いますが,定期的に理解度を確認するための問題演習を実施します。 
7演習Ⅰ 2024年度 日々の企業活動を記録・集約し,財務諸表として開示(報告)するプロセスである会計を学ぶことの重要性は,様々な観点から説明することができます。授業の前半では,テキストの輪読を通じ,隣接する学問領域との関わりを論じながら,会計学(特に財務会計)の目的・意義について理解を深めていきます。 本講義の後半では,簿記のプロセスを経て生成される財務諸表を読み解くことで,集約された数値情報の背後にある企業の活動を分析・評価することが可能になるということを学んでいきます。本格的な企業分析を行う前準備として,企業が公表する財務諸表の「読み方」を学んでいきます。 
8演習Ⅱ 2024年度 本講義では,企業が公表する財務諸表を読み解き,企業の経営活動を分析・評価するための技術を学んでいきます。また,当該領域に関する卒業論文の執筆を見据え,より発展的な学修として,アカデミックな文献蓄積(研究論文)にアクセスし,読みこなしていくための訓練を行います。 講義の前半では,「演習I」で学んだ知識を下敷きとした上で,経営学・会計学領域における研究論文(定量論文)の読み方を学びます。講義の後半では,ゼミ内での議論を通じ,財務会計・企業価値評価に関する応用・発展的な内容のインプットを行います。