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山口 智弘 (ヤマグチ トモヒロ,YAMAGUCHI Tomohiro)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1国語国文学演習Ⅰ 2024年度 漢文(古典中国語)を読むための基礎を学ぶ演習です。今年度はその素材として、前期は頼山陽『日本外史』を、後期は劉義慶『世説新語』を選読します。漢文の統辞法や語法、文章の背景などを一つ一つ解説するほか、漢文を扱う上で不可欠な知識についても教示しますので、かなりゆっくりと読み進めていくことになります。また、中国古典や日本漢文を専門的に読む上で必要となる工具書も少しずつ紹介します。 
2国語国文学演習Ⅱ 2024年度 漢文(古典中国語)を専門的に読み、研究へと展開させるための手立てを学ぶ演習です。学生による発表が中心となります。今年度はその素材として、前期は伊藤東涯『経史博論』を、後期は袁枚『小倉山房詩集』を選読します。言葉の出典や用例、関連文献の調査など、下調べには膨大な時間がかかりますので、最初はゆっくりと読み進めていくつもりです。後期の終わりに、中国古典学や日本漢文学に関わるレポートを提出してもらいます(問題や論点の設定を含めた論述方法については、授業や面談で説明します。)このほか、漢籍や準漢籍の実見のために、国立公文書館(東京都千代田区)や東洋文庫(東京都文京区)などでの課外学習を前期中に予定しています。 
3基礎漢文学 2024年度 この授業は、著名な故事や漢文作品を読むことを通じて、漢文読解の基礎について学びます。中国の故事や作品が中心になりますが、その影響を受けた日本古典の作品も取り上げます。授業はハイブリット型の反転形式(本学の規定では対面形式)で行います。 
4国語国文学演習Ⅲ 2024年度 中国古典学や日本漢文学に関する卒業論文を執筆するための指導を行います。リサーチ・研究・報告によって主に構成されています。リサーチでは、卒業論文の中で各自が扱う予定の漢文資料を読み、文章解釈の精緻化を図るとともに、関連する文献・論文を批判的に読むことで、論文での考察を深めてもらいます。研究では、調査と並行して論文の作成に取り組み、その成果を披露してもらいます。そして報告では、卒業論文(リサーチペーパー)の構成・論旨などを報告してもらい、論文の全体像の検討を行います。