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山邑 紘史 (ヤマムラ ヒロフミ,YAMAMURA Hirofumi)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1経済学概説A 2024年度 高校の政治経済で教えられる経済現象の一つに「需要曲線は右下がりである」というものがあります。しかし高校の授業では,なぜ需要曲線が右下がりなのかまでは教えてくれなかったかと思います。大学の経済学が高校の政治経済と大きく異なる点は,様々な経済現象に対して「なぜ」と問い掛けることにあります。 ある経済現象を考察する際に,個々の消費者や企業の意思決定に着目するアプローチと,国内総生産やインフレ率など集計された指標間の関係に着目するアプローチの二通りの分析手法が存在します。前者は「ミクロ経済学」,後者は「マクロ経済学」と呼ばれ,経済学の基礎理論と位置づけられています。 この講義では,ミクロ経済学の基礎を学習し,様々な経済現象の「なぜ」を考察していきます。 
2新入生セミナー 2024年度 高度な専門に触れることになる大学においては、高等学校等におけるよりも更に「自立的」で「主体的」な学習態度が要求されます。問題意識をもって世界に向き合う中で、高い情報活用能力を駆使してテーマや課題を自ら探し出し、必要な資料や文献等の調査を行い、研究・学修倫理を遵守したレポートや発表によって自分の考えを他者に的確に伝え、他者の意見に真摯に耳を傾けること――専門分野を問わず、これが「自立的」で「主体的」な学習の道筋です。本科目はこうした学習のための入り口であり、次の4点を共通の指針としています。①駒澤大学において、誇りある大学生としての自覚を養う。②情報活用能力を高め、研究・学修倫理を理解し、学びの態度を「学習」から「学問」へと深化させる。③他者との交流を通じて自己を磨く。④たえず流動する社会のなかで自己を方向づけ、位置づける。 
3演習Ⅰ 2024年度 この演習では,ゲーム理論やミクロ経済学の手法を用いて,様々な経済現象を分析していきます。まずはゲーム理論やミクロ経済学の基礎的な考え方を学習し,そのうえで,今分析したい経済現象をモデルとして定式化し,予測を立てればよいかを考えていきます。また,経済実験を数度実施し,ゲーム理論・ミクロ経済学による予測の妥当性を検証します。 
4演習Ⅱ 2024年度 この演習では,ゲーム理論・ミクロ経済学を用いて,様々な経済現象を分析していきます。まずはゲーム理論・ミクロ経済学の基礎的な考え方を学習し,そのうえで,今分析したい経済現象をどのようなモデルとして定式化し,予測を立てればよいかを考えていきます。また,経済実験を数度実施し,ゲーム理論・ミクロ経済学による予測の妥当性を検証します。 
5演習Ⅲ 2024年度 この演習では,これまでのゼミ活動を通じて学んだ手法を用いて,あなた自身が関心のある経済・経営・社会に関する問題を分析し,学生生活の集大成として卒業論文として完成させることを目指します。 
6経済政策 2024年度 「市場の歪みを是正するため,政府は積極的に市場に介入するべきだ」「いや,政府の介入によって市場を余計に歪められるだけなので,政府による規制は最小限度にとどめるべきだ」というような具合に,新聞やテレビなどで,経済政策をめぐる議論がなされているのを,あなたも目にしたことがあるかもしれません。その議論を正確に理解するためには,経済政策の目的と効果とを適切に評価する「眼」を,あなた自身が持っておく必要があります。 本講義では,ミクロ経済学やマクロ経済学の分析手法を用いて,様々な経済問題における経済政策を評価していきます。経済学で用いる数学的な手法を習得するため,問題演習を数度実施します。