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本村 浩二 (モトムラ コウジ,MOTOMURA Koji)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1作品講読 2024年度 本授業で取り上げるのは以下の4名の作家である。Ernest Hemingway(1899-1961)、William Faulkner(1897-1962)、Shirley Jackson(1919-1965)、Flannery O'Connor(1925-1964)。受講生には、彼(女)らの短編小説の面白さを理解するだけでなく、より広く文化や歴史との関係において読むことを通して「アメリカとは何か?」、「アメリカ人とは何か」というような基本的な問いについてもよく考えてもらいたい。 本授業では、各々の作品を、行間の意味を考えながら、細部にまで注意を払って丁寧に読みすすめていく。作品の背景にある当時のアメリカの歴史的・文化的状況については、主に担当者が説明を加えるが、受講生からの積極的な意見や質問も期待している。 最後に、下記の授業スケジュールはあくまで予定であり、進み具合は受講生の英語力の水準に合わせて調整する。 
2翻訳演習 2024年度 本授業は主に英日翻訳を取り扱う。毎回、翻訳上の実践的テーマをひとつ取り上げ、解説をする。その後多くの「練習問題」をすることで、翻訳技術の定着をはかる。前期から後期の前半部までは基本的な翻訳技術の習得作業をし、後期の後半部からは学術的な論文、Webサイトに掲載されている論説文・物語文(短編)の翻訳に挑戦する。 
3アメリカ文学演習Ⅲ 2024年度 本授業のテーマは、「アメリカ小説とゴシック」である。文芸批評家レズリー・フィードラーによると、アメリカ小説は一貫してゴシック小説であり、「非リアリズム的、否定的、サディスト的、そしてメロドラマ的である」という。本授業では、まずはじめに19世紀の作家Edgar Allan Poeの短編をひとつ読み、その後20世紀の4名の作家(Ursula K. Le Guin, Joyce Carol Oates, Ernest Hemingway, William Faulkner)の各々の短編に目を向けて、フィードラのその見解の是非をめぐって議論してみたいと思う。 
43年次ゼミ 2024年度 本授業のテーマは、アメリカ合衆国における「人種」と「ジェンダー」である。受講生には英語の読解力を向上させるだけでなく、「人種」と「ジェンダー」をめぐる諸問題にたいする興味・関心も深めてもらいたい。前期の授業は、「人種とは何か?」、「ジェンダーとは何か?」などといった根本的な問いかけからはじまる(ちなみに、このどちらの概念も明確に定義づけることが、きわめて難しいものである)。その後、アメリカ合衆国の歴史において、もっとも注目すべき「白人と黒人」の関係に光を当てる。次に、家父長制やジェンダーの格差の問題などを簡潔に整理してから、具体的な作品の読解に入る。前期の後半から後期にかけて取り上げるのは、Kate Chopin、Eudora Welty, Alice Walkerなどの作品である。彼女らの短編を並べて読むことで、その先に何が見えてくるのか。一緒によく考え、一緒に話し合いたいと思っている。 
54年次ゼミ 2024年度 卒業論文作成のための具体的な指導をおこなう。授業では、論文執筆のためのスケジュールの立て方、資料の調査方法、関係書誌の見つけ方、議論の方法、などについて学ぶ。