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平井 辰典 (ヒライ タツノリ,HIRAI Tatsunori)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1聴覚コンテンツデザイン 2025年度 人は耳を閉じることができないため,我々の聴覚は常に音に晒されている.音は,単にコミュニケーションのためのメディアとして機能するだけに留まらず,様々な情報を含んでいる事象である.音を効果的にデザインすることで,音楽による感動の演出から誰もが使いやすい製品のデザインまで様々な用途での応用が可能となる. 本講義では,音と聴覚の仕組みについての基礎・原理を学ぶ.特に,ディジタルオーディオにフォーカスをあて,コンピュータによる音の分析や合成をはじめとした情報技術に関連した音デザインや聴覚コンテンツについての理解を深める.演習では,実際にPCを使った音声コンテンツの制作や分析を行い,音や聴覚といった視覚的には実感しづらい事象についてより身近に感じられるようになることを目指す. 
2音楽コンテンツデザイン 2025年度 人々と音楽との関わり方は情報技術の進化とともに形を変えてきた。特に、コンピュータが音楽制作に与えた影響は大きく、楽器演奏経験の有無に関わらず、コンピュータ1台で音楽制作が可能となっており、その活用はもはや音楽制作の基本的なあり方である。本講義では、情報技術によりいかに音楽コンテンツの創作/鑑賞が変わってきたかを、演習を交えながら学習する。さらに、近年急速な発展を遂げているAIによる音楽生成技術についても扱い、技術によるコンテンツ創作のあり方の将来展望についての考えを持てるようにする。 
3外書講読1 2025年度 本演習では,最先端の音楽コンテンツに関する情報技術についての研究を行うための基礎的なプログラミング能力の習得を目指す.最先端の情報技術を実現する上で,プログラミングは欠かすことができないツールである. 情報技術の基礎的な素養としてのプログラミング能力の習得を目的として,本講義ではPythonによるプログラミングの基礎学習から始めて,最終的には音楽情報処理システムを開発する.開発を通してコンピュータがいかにコンテンツを扱っているのかを学び,コンピュータによってコンテンツがいかに進化していくかを体験する.本講義では主に以下の4つの項目に関する能力を養う.①プログラミングの基礎②情報処理システムの開発能力③プロジェクト遂行能力(開発アイデアの検討~計画の立案~開発の遂行)④開発成果の発表(プレゼンテーション) 
4基礎セミナーb 2025年度 本セミナーでは次世代の音楽コンテンツ・音楽表現の在り方について情報学の観点から考え,その実現を目指す.音楽コンテンツはかつてないほどに我々の生活に密接な存在となっており,携帯端末を用いて誰もがワンクリックで聴取できるようになっている.また,技術の発展により今までは実現しえなかった音楽表現も実現している,.その目覚ましい発展の背景には情報技術の進歩があり,次世代の音楽コンテンツ・音楽表現の在り方について考えるためには情報技術の理解が必要であるといえる. 本セミナーでは,「外書購読Ⅰ」で学んだプログラミングの基礎を活かし,次世代音楽コンテンツ・音楽表現のための情報システムの開発を目指す.具体的には,与えられた研究テーマの候補の中から各自一つのテーマを選び,研究を進める. 「基礎セミナーb」では,実際に音楽の可能性を広げるための研究課題に各自で取り組むPBL(Project based Learning)の形態を取る.3年次以降の演習において各自(もしくはグループ)で発展的な研究を行うための基礎能力を養うプロジェクトベースの学習である.本セミナーでは,問題発見,調査,問題解決といった研究の一連の流れを学び,最初の研究成果を上げることを目指す.また,必要に応じて学会等への参加をすることで,「研究」とはどういうものなのかを知る. 
5卒業研究 2025年度 本演習では次世代のコンテンツ技術に関する研究を行う.音楽をはじめとして,動画,画像などの各種コンテンツを新たなステージへと押し上げる次世代コンテンツ技術の実現を目指す.各自で設定した研究テーマを実際に遂行する. 問題解決に必要な手法を調べ,これまでに培ってきた知識やプログラミング能力を総合的に駆使して問題解決の手法を実装する.「応用演習a」では,卒業研究の全体像を具体化させる.また,得られた研究成果については積極的に学会発表を行う. 
6卒業研究 2025年度 本演習では次世代のコンテンツ技術に関する研究を行う.音楽をはじめ,動画,画像などの各種コンテンツを新たなステージへと押し上げる次世代コンテンツ技術の実現を目指す. ディスカッションや試行錯誤を通じて,これまでに得られた研究成果をブラッシュアップする.より実用的なレベルを目指して研究を継続し,学会などの対外的な場でも発表できるような研究成果を実現する.得られた成果に基づいて卒業論文を執筆するとともに,研究成果の発表を行う.