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村松 幹二 (ムラマツ カンジ,MURAMATSU Kanji)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1契約理論 2024年度 生産や消費といった経済活動を相互に結び付けている取引関係には、大きく分けると、交換と契約の2つがある。交換(市場取引)は通常、匿名の相手との一時点で終わる関係であるのに対し、契約関係は事前の調査・交渉や契約内容の実行に時間がかかり、多くの場合、長期にわたって続く関係である。経済主体は相互に様々な契約関係を結ぶことで、企業をはじめ様々な組織・システムを構築している。本講義では、ミクロ経済学、なかでもゲーム理論や情報の経済学の手法を用いて、雇用契約や金融契約などの契約関係から見た経済主体の相互の関連と経済システムについて論じる。 
2法と経済学 2024年度 法制度は日常生活や企業活動などの様々な側面で経済に大きな影響を与える。講義では「法と経済学」の基礎的な考え方を、犯罪、損害賠償、所有権、契約など日常的に接する可能性のある法制度に即して解説する。「法と経済学」では法制度についてミクロ経済学の手法などを用いて分析を行うため、法制度と経済学の知識が必要であるが、法制度については、講義において必要な知識を解説する。ただし経済学については基礎的知識を前提として講義を進める。 
3制度の経済学 2024年度 市場、企業組織と企業を取りまく制度は相互に関連しながら経済システムを作り上げており、企業間競争、産業構造、雇用形態などを通じて消費者・労働者としての我々の日々の生活に大きな影響をもたらす。また1990年代以降、企業の雇用形態や資本市場との関係などは大きく変化しており、そのなかで企業の不祥事が頻発するなど、企業組織のあり方やコーポレート・ガバナンスのあり方が問われている。講義では、ミクロ経済学、なかでも「法と経済学」、「情報の経済学」、「比較制度分析」などの手法を用いて市場と企業組織に関する諸制度とその相互の関連としての経済システムについて論じる。講義の前半では、取引のシステムとしての市場の円滑化のための法制度として競争政策と独占禁止法、知的財産法について、後半では、取引のシステムとしての企業組織とコーポレート・ガバナンスについて論じる。 
4演習Ⅰ 2024年度 現代の経済社会、特に経済活動と法・制度の関係を学ぶことで経済社会の仕組みについての理解を深めることを目的とする。そのために2年次には、経済学、ビジネス・エコノミクスの基礎を学び、それらを用いて、企業組織における経済活動と法・制度が日常生活や企業の経済活動に与える影響を考察する。 
5演習Ⅱ 2024年度 ミクロ経済学の理論をデータを用いて検証することで、現代の経済社会についての理解を深めることを目的とする。そのために3年次にはアンケート調査手法、データ分析の手法を学び、実際に学生に対して大規模なアンケート調査を行い、分析する。 
6特殊講義Ⅰ 096752 / 特殊講義Ⅰ 096753 / 経済学特殊講義1 096754 / 現代マネジメントⅤ 2024年度 本講義は、不動産業及び不動産関連業に携わっている駒澤大学出身者で構成された駒澤不動産紫門会の「協力講座」として開講されます。ゲスト講師は、不動産開発、分譲、金融、流通、法規などそれぞれの専門分野で活躍されている駒澤大学の先輩方です。実務に携わる先輩方の講義は、皆さんの学んでいる経済学の知見を広げ、より実践的なものにするとともに、将来のキャリアデザインにも大いに役立つでしょう。 
7演習Ⅲ 109482 / 卒業研究 2024年度 本演習ではこれまでの演習や共同研究において習得した知識にもとづき、各自の問題意識を踏まえて、卒業研究の作成を行なう。