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松田 陽志 (マツダ ヨウジ,MATSUDA Youji)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1演習Ⅰ 011822 / 演習Ⅱ 2024年度 中国曹洞宗の祖、洞山良价(八〇七~八六九)とその法嗣曹山本寂(八四〇~九〇一)の名により示される、宗旨拈堤の綱要である偏正五位説について取り上げる。これまでの先学の研究を踏まえ、文献資料を確認しながら偏正五位説の位置づけを考察する。前半は中国初期曹洞宗の石頭・薬山・雲巌・洞山までの禅思想の言語表現より、曹洞宗独自の宗旨表詮のありようを分析し、さらに中国・日本に至る偏正五位説の伝承を歴史的に検証する。後半は江戸時代曹洞宗における五位説解釈を集大成したといわれる洞水月湛(一七二八~一八〇三)撰述『五位顕訣元字脚』を、前年度に引き続き講読する。特に岸澤惟安『五位顕訣元字脚葛藤集』を実際のてがかりとして、五位による思想解釈、宗旨理解を具体的に検討する。この授業は演習形式で行ない、事前に学習した内容を自由に討議する。 
2仏教と人間 2024年度 この授業は駒澤大学の建学の理念である「仏教の教義並びに曹洞宗立宗の精神」に基づいて行われるものである。宗教全般についての理解を深め、仏教および禅の基本的な歴史や教義について概説するとともに、仏教が広がった地域社会の生活や文化に与えた影響などについても学ぶ。また、これらの視点から、人間が生きてゆくうえで直面するさまざまな問題についても考える。なお、年1回、坐禅実習を行う。 
3坐禅 2024年度 駒澤大学では建学の理念に基づき宗教教育科目が設けられ、その中に「坐禅」の授業があります。本授業は、仏教学部以外の学生にも広く門戸を開き「坐禅」を実際に経験してもらうことを、その目的としています。他大学では経験できない、駒大ならではの授業が「坐禅」といえるでしょう。坐禅することによって、本学が拠って立つ「禅」を体認し、学生生活の貴重な経験としてもらいたいと思います。 この授業では、初心者にも無理なく坐禅に親しめることに指導のポイントを置き、経験を積む中で、坐禅の静寂な時間に落ちつきと安らぎが感ぜられるよう実習を進めたいと思っています。併せて、坐禅の世界をより深く体得できるように、禅の歴史とその思想にも触れる時間を設けます。 
4禅学研究A 2024年度 道元禅師の晩年から示寂後の、中世から近世にわたる日本曹洞宗教団における、師と弟子との嗣法相続の意識及びその議論について、具体的な文献資料を講読しながら解説します。 特に、道元禅師の門下による相続の意識や、中世の嗣法相続と寺院相続との密接な関係性、また近世江戸期の嗣法制度改革の背景や経緯等を取り上げます。いずれにおいても研究史の立場から、歴史的文献を直接購読して、そこから読み取れる史的かつ思想的意義について検討するものです。 授業は講義形式で行い、毎回講義資料を配付・公開します。 
5坐禅 2024年度 駒澤大学では建学の理念に基づき宗教教育科目が設けられ、その中に「坐禅」の授業があります。本授業は、仏教学部以外の学生にも広く門戸を開き「坐禅」を実際に経験してもらうことを、その目的としています。他大学では経験できない、駒大ならではの授業が「坐禅」といえるでしょう。坐禅することによって、本学が拠って立つ「禅」を体認し、学生生活の貴重な経験としてもらいたいと思います。 この授業では、初心者にも無理なく坐禅に親しめることに指導のポイントを置き、経験を積む中で、坐禅の静寂な時間に落ちつきと安らぎが感ぜられるよう実習を進めたいと思っています。併せて、坐禅の世界をより深く体得できるように、禅の歴史とその思想にも触れる時間を設けます。 
6宗典 2024年度 日本曹洞宗の開祖道元禅師の行実(伝記)と教説を、『正法眼蔵』をはじめとする著述や伝記資料に基づいて概説・講読します。道元禅師の生涯を軸にしながら、その仏道を求める姿勢を道元禅師本人による第一次資料に基づきながら考えます。特にこれまでの研究史を踏まえ、文献解釈を通じた思想的解釈が先学によりどのように受けとめられているかを理解します。授業は講義形式で行います。年3回理解度を確認するために小テスト(WebClass上のオンライン)を行います。