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鈴木 裕子 (スズキ ヒロコ,SUZUKI Hiroko)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1日本文化の基礎 2023年度 テーマ:日本の神話・伝説を読む明治維新以降になされたいわゆる「神話教育」によって、日本の神話が歪んだ民族意識の形成に利用されたことを理解した上で、「物語」として読む楽しさを味わえるようにしたいと思います。授業では、古文(原文の訓読文)を読みますが、古典文学にあまりなじみのない受講生にとっての古典文学入門になることも目指しているので、予習・復習用に現代語訳やコラムが付いた教科書を中心に、補助としてプリント教材を使用します。また、理解度を確認するための課題などを頻繁に出題します。授業は対面での講義形式で行います。全15回のうち課題授業などオンライン(その場合はオンデマンド形式の予定)で行う回もあります。eラーニングシステムWebClassを使用する予定です。 
2伝統文化発展(2) 2023年度 テーマ:『源氏物語』への招待 源氏物語の女君たち(花宴巻・賢木巻を中心に)代表的な日本の古典文学の一つである『源氏物語』の中から精選した場面を読みながら、現代を生きる私たちが古典を読み継いでいくことの意味を一緒に考えましょう。講義は、受講生のみなさんが古典文学、特に『源氏物語』に興味を持っていることを前提に組み立てています。具体的には、若き光源氏の人生に大きな影響を持つ女君たちである藤壺の宮、紫の上、朧月夜などの女性たちとの関係性を、花宴巻・賢木巻を中心に読み解いていきます。物語における和歌の機能や仏教思想の影響等についても説明し、解釈の幅を広げられるようにしたいと思います。また、理解度を確認するための課題を頻繁に出題します。授業は対面での講義形式で行います。全15回のうち課題授業などオンライン(その場合はオンデマンド形式の予定)で行う回もあります。eラーニングシステムWebClassを使用する予定です。 
3伝統文化入門(1) 2023年度 テーマ:古典文学入門『とりかへばや物語』を読む平安時代末期に成立したとされる、ちょっとユニークな物語『とりかへばや物語』の精選した場面を原文で講読します。作品を読みながら、現代の私たちにも通じる諸問題(例えば親子関係など家族の問題や「ジェンダー」平等など)について一緒に考えましょう。古典文学にあまりなじみのない受講生にとっての入門講座になることを目指しています。そのため、初心者向きの教科書を用い、基本的な語彙・文法その他理解度を確認するための小テストや課題を頻繁に出題します。授業は対面での講義形式で行いますが、全15回のうち課題授業などオンライン(その場合はオンデマンド形式の予定)で行う回もあります。eラーニングシステムWebClassを使用する予定です。 
4日本の詩歌を学ぶ(1) 2023年度 テーマ:歌物語を読む日本の詩歌として、和歌は、ほぼ7世紀の頃にその形態が整えられて以来、衰微と復活を通して近代まで続く長い歴史をもちます。本授業では、平安時代の和歌復活期に活躍した「六歌仙」の一人、在原業平の物語として古くから親しまれてきた『伊勢物語』を中心に読み解きながら、作品の魅力を味わいたいと思います。和歌だけをとりあげて学ぶ授業ではありません。シラバスをよく検討して受講してください。なお、理解度を確認するための復習の小テストなどを頻繁に出題します。授業は対面での講義形式で行います。全15回のうち課題授業などオンライン(その場合はオンデマンド形式の予定)で行う回もあります。eラーニングシステムWebClassを使用する予定です。 
5日本の詩歌を学ぶ(2) 2023年度 テーマ:歌物語を読む日本の詩歌として、和歌は、ほぼ7世紀の頃にその形態が整えられて以来、衰微と復活を通して近代まで続く長い歴史をもちます。本授業では、平安時代の和歌復活期に活躍した「六歌仙」の一人、在原業平の物語として古くから親しまれてきた『伊勢物語』と、さまざまな人の和歌にまつわる逸話や伝説などを集めた『大和物語』とを読み解きながら、歌物語の魅力を味わいたいと思います。和歌だけをとりあげて学ぶ授業ではありません。シラバスをよく検討して受講してください。なお、理解度を確認するための復習の小テストなどを頻繁に出題します。授業は対面での講義形式で行います。全15回のうち課題授業などオンライン(その場合はオンデマンド形式の予定)で行う回もあります。eラーニングシステムWebClassを使用する予定です。 
6伝統文化入門(2) 2023年度 古典文学入門『竹取物語』を読む『竹取物語』は、絵本をはじめとして映画やアニメの題材になったり、中学・高校の教科書にも一部が教材として採られたりしているので、古典作品の中でも認知度の高いものの一つです。それだけに、偏ったイメージをいだいている人も多いようです。実は、最初から終わりまで原文で読もうとすると、かなり難解なところのある作品なのです。授業では、原文を正確に読み解くことをめざします。また、作品が成立した背景を中国の文学や思想の影響等の視点からも検討して、解釈の幅を広げられるようにします。古典文学にあまりなじみのない受講生にとっての入門講座になることを目指しています。そのため、初心者向きの教科書を用い、基本的な語彙・文法その他理解度を確認するための小テストや課題を頻繁に出題します。授業は対面での講義形式で行います。全15回のうち課題授業などオンライン(その場合はオンデマンド形式の予定)で行う回もあります。eラーニングシステムWebClassを使用する予定です。 
7新入生セミナー 2023年度 高度な専門に触れることになる大学においては、高等学校等におけるよりも更に「自立的」で「主体的」な学習態度が要求されます。問題意識をもって世界に向き合う中で、高い情報活用能力を駆使してテーマや課題を自ら探し出し、必要な資料や文献等の調査を行い、研究・学修倫理を遵守したレポートや発表によって自分の考えを他者に的確に伝え、他者の意見に真摯に耳を傾けること――専門分野を問わず、これが「自立的」で「主体的」な学習の道筋です。本科目はこうした学習のための入り口であり、次の4点を共通の指針としています。①駒澤大学において、誇りある大学生としての自覚を養う。②情報活用能力を高め、研究・学修倫理を理解し、学びの態度を「学習」から「学問」へと深化させる。③他者との交流を通じて自己を磨く。④たえず流動する社会のなかで自己を方向づけ、位置づける。 
8日本語リテラシー(3) 2023年度 テーマ:思いをつたえる/思いがつたわるための文章入門・本授業では、自分の考えや思いが読み手にわかりやすくつたわるような文章を書く力を身につけることをめざします。・授業時間内にさまざまなテーマの文章を読み、限られた時間内に書く(各回およそ600字〜1200字程度)ことが要求されます。基本的に手書きですが、ワード文書もしくはPDF文書での作成が求められることもあります。・書く前にテーマについてのディスカッションをしたり、実作例として作品について批評をしたりする予定です。他の人から批評されることや他の人の作品を批評することに抵抗がある人にはあまり向いていないかもしれません。・基本的には論理的な文章をめざして書くトレーニングの場なので、文学的・個性的な文章だけを書きたい人は満足できないかもしれません。・授業形態は対面で講義と演習を組み合わせて行いますが、全15回のうち課題授業などeラーニングシステムWebClassを使用する予定があります。・授業の進捗状況等によりスケジュールを変更する場合もあります。 
9日本語リテラシー(3) 2023年度 テーマ:思いをつたえる/思いがつたわるための文章入門・本授業では、自分の考えや思いが読み手にわかりやすくつたわるような文章を書く力を身につけることをめざします。・授業時間内にさまざまなテーマの文章を読み、限られた時間内に書く(各回およそ600字〜1200字程度)ことが要求されます。基本的に手書きですが、ワード文書もしくはPDF文書での作成が求められることもあります。・書く前にテーマについてのディスカッションをしたり、実作例として作品について批評をしたりする予定です。他の人から批評されることや他の人の作品を批評することに抵抗がある人にはあまり向いていないかもしれません。・基本的には論理的な文章をめざして書くトレーニングの場なので、文学的・個性的な文章だけを書きたい人は満足できないかもしれません。・授業形態は対面で講義と演習を組み合わせて行いますが、全15回のうち課題授業などeラーニングシステムWebClassを使用する予定があります。・授業の進捗状況等によりスケジュールを変更する場合もあります。 
10伝統文化発展(1) 2023年度 テーマ:『源氏物語』への招待 六条の御息所の物語を読む(葵巻・賢木巻を中心に)代表的な日本の古典文学の一つである『源氏物語』の中から精選した場面を講読します。長大な作品の一部しか講読できませんが、作品を読みながら、現代を生きる私たちが古典を読み継いでいくことの意味を確認したいと思います。受講生のみなさんが『源氏物語』に関心があることを前提にして講義を組み立てています。具体的には六条の御息所という作中人物にスポットを当てて、人物像の魅力に迫りたいと思います。また、本文(原文)の読解と鑑賞を通して、物語における和歌の機能や平安時代貴族社会における結婚のありかたなどについて説明し、解釈の幅を広げられるようにします。理解度を確認するための課題(復習の小テストなど)を頻繁に出題します。授業は対面での講義形式で行います。全15回のうち課題授業などオンライン(その場合はオンデマンド形式の予定)で行う回もあります。eラーニングシステムWebClassを使用する予定です。 

 

教育方法の実践例
No.タイトル年月日概要
1授業の最後にコメントシートを配布し、質問や感想、課題等を、授業評価も含めて書かせ、提出させる。学生の基礎学力充実をはかり、定期試験に関わらず授業時間内で復習テストを実施している。  2000年04月 - 現在 学生のコメントをまとめ、問題点や質問への解説を掲載したコメント集を作成して配布し、きめ細やかな対応を心がけている。 

 

作成した教科書教材
No.タイトル年月日概要
1授業内容により、私家版テキストや予習用プリントを補助教材として作成し、配布している。 2004年04月 毎時間提出させるコメントシートの内容により、予習・復習用の教材の内容を変えるなど、柔軟な対応を心がけている。 

 

教育能力評価
No.タイトル年月日概要
1「初期導入科目・フレッシュマンセミナーの現状と課題」,駒澤大学『FD NEWSLETTER』,16号  2008年09月30日