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山口 智弘 (ヤマグチ トモヒロ,YAMAGUCHI Tomohiro)

基本情報 研究分野 研究業績 教育業績 運営業績 社会貢献業績

 

担当科目
No.授業科目名 年度授業概要
1国語国文学演習Ⅱ 2023年度 漢文を専門的に読み、研究へと展開させるための手立てを学ぶ演習です。前期は伊藤東涯『経史博論』を、後期は袁枚『小倉山房詩集』を選読します。言葉の出典や用例、関連文献の調査など、下調べには膨大な時間がかかりますので、最初はゆっくりと読み進めていくつもりです。後期の終わりに、日本漢文学や中国古典学に関わるレポートを提出してもらいます(問題や論点の設定を含めた論述方法については、授業や面談で説明します。)このほか、漢籍や準漢籍の実見のために、国立公文書館(東京都千代田区)や東洋文庫(東京都文京区)などでの課外学習を夏期と冬期に予定しています。 
2基礎漢文学 2023年度 この授業は、著名な故事や漢文作品を読むことを通じて、漢文読解の基礎について学びます。中国の故事や作品が中心になりますが、その影響を受けた日本古典の作品も取り上げます。授業は、講義形式で行います。 
3漢文学研究Ⅰ 2023年度 研究文献の講読を通じて、漢文学を専門的に探究するための力を養う授業です。郭紹虞『中国文学批評史』を参加者全員と会読し、文学批評の形成に着目しながら、漢文学のパースペクティブを素描します。今年度は六朝から南宋までを通観する予定です。 
4国語国文学演習Ⅰ 2023年度 漢文を読むための基本を学ぶ演習です。今年度は、前期に成島柳北『柳橋新誌』を、後期に『世説新語補』を選読します。漢文の文法や語法、文章の背景などを一つ一つ解説するほか、漢文を扱う上で不可欠な知識についても教示しますので、かなりゆっくりと読み進めていくことになります。また、日本漢文や中国古典を専門的に読む上で必要となる工具書も少しずつ紹介します。工具書を使う課題を各回出しますので、それらの活用方法を大学図書館や研究室などで実際に使いながら身につけてもらいます。 
5国語国文学演習Ⅲ 2023年度 日本漢文学や中国古典学に関する卒業論文を執筆するための指導を行います。リサーチ・研究・報告によって主に構成されています。リサーチでは、卒業論文の中で各自が扱う予定の漢文資料を読み、文章解釈の精緻化を図るとともに、関連する文献・論文を批判的に読むことで、論文での考察を深めてもらいます。研究では、調査と並行して論文の作成に取り組み、その成果を披露してもらいます。そして報告では、卒業論文(リサーチペーパー)の構成・論旨などを報告してもらい、論文の全体像の検討を行います。